出産入院のために準備をしていると、こんな悩みがありませんか?
病院によって用意するものは違うとはいえ、出産時や産後は使うものがたくさんあるので、必然的に荷物も増えます。

大きめのトートバッグに入れようと思ったけど入らない。

旅行に使ったキャリーバッグが大きくていいんじゃない?
キャリーバッグやボストンバッグなど、大きなバッグは収納力抜群!
でも、病室内の収納スペースは限られているため、大きなバッグの持ち込みはあまりおすすめしません。
出産入院の準備で、バッグはどのタイプがおすすめなのか、実体験から失敗しない選び方をお伝えします。
出産入院のバッグは2つ準備しよう

出産入院のバッグは2つ準備しよう
出産入院のバッグは、2つ準備しておくと便利!
・「入院用」の大きいバッグ
出産入院は、多くが「陣痛→入院」という流れです。計画分娩の場合、いつ入院するかわかりますが、自然分娩は明確な入院日がわかりません。

病院に着いたら真っ先に陣痛室へ行きます。
入院する時は「あれを持っていこう」と思っても、あまりの痛みから思うように体は動きません。持っていきたい物が持っていけない…、出産入院によくある話です。
いざという時のために、出産入院の準備のバッグは「陣痛用、入院用」の2つ用意しておくと便利です。
出産入院の準備!バッグの中身は?

出産入院の準備!バッグの中身は?
出産入院では一体なにが必要なのか。母親学級や病院からの入院説明で案内はありますが、実際に使うものは違います。

私は出産時「曲がるストロー」がとても重宝しました。
実体験をもとに、出産入院のバッグの中身と準備しておくと便利なものをお伝えします。
陣痛用バッグの中身
・フェイスタオル
・曲がるストロー
・水分(ペットボトル500ml)
・小銭(ジュース2本分)
・ボールペン
・メモ帳
・箱ティッシュ
・リップクリーム(乾燥対策)
・扇子(暑さ対策)
・腕時計
・爪切り
・飴などのお菓子(小腹対策用)
・入院申請の書類(母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑、入院手続き書類)
陣痛用バッグは、出産の時に「必要なもの」と「小物アイテム」を入れました。
例えば水分補給するためのストロー、汗ふきタオル、スマホの充電器など、陣痛が起こっている時でも使うアイテムです。

陣痛室は思ったよりも暑くて、喉も唇もすべて乾燥する!
寝たきりでも飲める曲がるストローやリップクリーム、ハンドタオル(汗用)はよく使うので、陣痛用バッグに欠かせません。
入院用バッグの中身
入院用バッグはひとつに荷物をまとめるのではなく、使い勝手を考えてさらに細かく分類するのがおすすめです。

私は「歯ブラシ&入浴セット、着替え、雑貨」の3つに分類しました。
実際に入院用バッグに入れたものが、次のアイテムです。
入院用バッグ①歯ブラシ&入浴セット
・洗顔セット
・フェイスタオル
・バスタオル
入院用バッグ②着替え
・授乳ブラジャー
・産褥ショーツ
・靴下
・骨盤サポーター
・着圧ソックス(むくみ防止)
入院用バッグ③小物
・手鏡
・マスク
・汗ふきシート(産後すぐ入浴不可)
・ハンガー
・ヘアゴム
・ハンドクリーム
病院によってパジャマはレンタル、歯ブラシや入浴セットはプレゼントなどもあるので、荷物が重複しないように気をつけましょう。
バッグの中身を小分けすることで、出し入れがラクです。
補足:帰宅用バッグの中身
出産入院のバッグとは別に、退院時に必要な「帰宅用バッグ」を出産前に準備しておくのも忘れないようにしてください!
帰宅用バッグの中身は、次のアイテムを準備しました。
・帰宅用の着替え(赤ちゃん用)
・現金(入院費を支払うため)
このバッグは出産入院で持ち込むのではなく、退院する前日や当日に家族に持ってきてもらうために準備します。

事前に準備しておくことで、突然入院しても家族が迷いません。
入院費は退院時に精算なので、家族にお金を持ってきて貰うのが一番安心です。入院中は沐浴などで部屋を空ける時間帯もあり、万が一を考えてまとまった現金の持ち込みはしない方がいいです。
出産入院の準備におすすめのバッグ【体験談】

出産入院の準備におすすめのバッグ【体験談】
出産入院に必要なバッグ。

バッグといってもサイズは大小あり、形やデザインもさまざまあるので悩みます。
陣痛用と入院用バッグ、どのタイプがおすすめなのか、実体験をもとにお伝えします。
陣痛用のおすすめバッグ
陣痛用のバッグに、私は次の2つを選びました。
・トートバッグ
肩に掛けても邪魔にならない大きさ、さらに型崩れしないバッグが使いやすいです。
例えば、次のようなタイプのバッグです。
トートバッグなら、中身に仕切りがあって必要なアイテムをすぐ取り出せるタイプがおすすめです。
例えば、次のようなトートバッグです。
陣痛用のバッグは大きすぎると、中身が散乱して見つけにくいので気をつけてください。
入院用のおすすめバッグ
入院用のバッグ、私は次の2つを選びました。
・ダッフルバッグ
大きいバッグは着替えなど収納量を重視しなくてはいけません。
色んなアイテムを入れるので、奥に深い長方形タイプより横に細長いボストンバッグが使いやすいです。
例えば、こういうタイプです。
出産のためだけにボストンバッグを買うのはちょっと…と考えるなら、ダッフルバッグがおすすめです。
ダッフルバッグは耐久性と防水性が高く、そして軽量!ボストンバッグより収納ポケットが多いので、小物を入れるのに最適です。

キャンプや旅行などのアウトドアやレジャー、スポーツにと大活躍です。
どちらも収納力抜群ですが、大きな場所を取らないので病院のロッカーにもスッポリ入れられました。
収納力で比較すると、キャリーバッグが最適に感じますが、出産入院ではおすすめしません。
このような理由もあってか、私が入院した2つの病院ではキャリーバッグを持ち込む人はいませんでした。
出産入院の準備はいつ?バッグを用意する最適な時期

出産入院の準備はいつ?バッグを用意する最適な時期
出産入院の準備は、早いに越したことがありません!

私は妊娠29週目に突然「入院」といわれました。
入院は当日、またはその日の夕方までといわれ、荷物の準備をするのに大変でした。

切迫早産で入院すると、基本的に退院は出産しても大丈夫な正期産に入ってからです。
場合によっては短期間で退院できるケースもありますが、体の状態を最優先するので、妊娠37週以降まで退院はできないと思った方がいいでしょう。
大きなお腹で出産入院の準備はとても大変です。
万が一を考えて、できれば妊娠7ヶ月目あたりから、出産入院の準備をしてバッグを用意しておくと安心です。
まとめ|出産入院の準備はバッグから決めていこう
出産入院の準備をするなら、バッグの用意や必要なものは早めに済ませておくのが鉄則です。
妊娠中はいつ入院宣告や陣痛が起こるかわかりません。
突然のできごとにすぐ対応できるように、バッグの中身もわかりやすいように整理整頓しておくと便利ですよ。
・バッグが小さくて入らない
・2つのバッグに分けて収納するべきか
・キャリーとボストンどっちがいいか