妊娠34週で早産と診断。兆候や症状、障害が残る確率はどれほどなの?

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早産とは妊娠22週~36週6日で出産してしまった事をいいます。
安定期と呼ばれる妊娠5~6ヶ月に入ると、赤ちゃんの発育もしっかりしてきて安心とよく聞きますが、実際はまだまだ赤ちゃんは成長途中です。

未発達のまま生まれてしまう早産は、障害リスクがあるため兆候や症状を把握しておき、予防できる部分は事前に防ぐ妊婦生活を送りましょう。

早産の原因は?

●子宮の問題

子宮頸管が短く緩い事を子宮頸管無気力症と診断し、子宮口が開きやすい状態であります。
切迫早産にもなりやすい状態なので、状態によっては37週目まで縫合して開く事を防ぐ手術を行います。

また妊娠したと同時に発見される事が多い子宮筋腫。
子宮筋腫の大きさ、出来る位置によっては早産リスクを高める事があります。

●前置胎盤

通常であれば胎盤は子宮の上側に貼り付いているのですが、前置胎盤は通常の位置よりも低い場所、子宮口に蓋をするような形で貼り付いている事を指します。
赤ちゃんの成長経過を観察しながら、出産時の大量出血を避けるために帝王切開による早産を行う場合があります。

●感染症が原因

妊婦検診や妊娠中の性交により、膣などがウイルスなどによる感染症が起こる場合があります。
細菌性腟症などが起こると、お腹の赤ちゃんを包む膜までも感染してしまいます。
子宮収縮を引き起こすなど、早産に繋がる恐れもあるので感染症の疑いがある場合は早期治療が必要となります。

●飲酒や喫煙

タバコを吸う、お酒を飲むことで血管収縮を引き起こします。
十分な酸素と栄養が赤ちゃんへ回らず、発育が遅れてしまう心配の他、早産へ繋がってしまう場合もあるので妊娠中は赤ちゃんのためにも止めましょう。

早産になる兆候や症状はある?

妊娠すると出産まで病院へ定期的に通い、妊婦検診を行います。
安定期に入るまでは一月に通う日数も多いですが、安定期に入ると妊婦検診の回数も減ります。
この検診で早産となる兆候を把握したり、リスク回避しますので、必ず妊婦検診は受診しましょう。

次の検診まで間があるので少し心配がありますが、早産に繋がる兆候はいくつかあります。

・お腹が張る
・下腹部が痛い
・出血がある

など、いつもと様子が違う時は検診の日でなくても、病院で診察を受けるようにしましょう。
場合によっては妊娠30週で破水してしまい、早産になるケースもあります。

もし早産になったら障害確率はどれくらい?

早産で生まれた赤ちゃんが、必ずしも何らかの障害を患うとは言い切れません。
実際に妊娠34週未満で生まれてきた子供の約8割は、普通学級で授業を受けております。

産まれる時期が早ければ早いほど、発育途中となるため発達障害が目立ってしまいます。
ただし生まれた時点では低出生体重だったのに、成長と共にどんどん大きくなりクラスでも一番大きく育っている子供もたくさん居ます。

年齢と共に成長が進むことがあるので、定期検診を受けるなどしてこれからの経過を見ることはとても大切です。

今から出来る早産の予防法は?

●感染症などは治すこと

膣感染症など病気がきっかけで早産へ繋がってしまうケースもあります。
そのまま放置していても良いことは何一つないので、膣の痒みや痛みがある時は迷わず担当医へ相談し、診察してもらいましょう。

●体調を考えた日常生活を送ること

妊娠中は急激な体重増加に注意が必要です。
その為、軽い運動をするように医師からも勧められますが、お腹が張っている時や寝不足が続いている時などは、無理して運動をする必要はありません。
体と精神面に負担がかかり、早産に繋がってしまう恐れもあります。

●仕事の時間や量を考える

フルタイム勤務、一日中立ち仕事、重いものを持つ、車の運転を頻繁に行うなど、仕事の状況や作業時間は妊娠したらしっかり事業主と話し合いましょう。
妊娠したら時短制を取り入れている会社が多くなりましたが、人出不足だとそうもいきません。

また産前42日には産休取得し出産手当金を頂く事も出来るので、出来るだけ体を考えてサポートサービスをしっかり確認しておきましょう。

早産で考えられるリスクとは?

もし赤ちゃんが正期産の前である37週未満で生まれてしまったら、どんなリスクがあるのか知っていますか?
赤ちゃんは妊娠37週までにさまざまな機能が発育し、体重もグングン伸びて外へ出る準備をします。

しかし妊娠トラブルなどさまざまな原因により、37週未満で生まれてしまうこともあります。
早産で生まれてしまった赤ちゃんは、正期産で生まれた赤ちゃんと違い、発育などにリスクがあることを知っておきましょう。

●低体重で生まれてしまう

生まれたばかりの体重が2500g未満を、低出生体重児といいます。
さらに1500g未満で生まれた赤ちゃんを極低出生体重児。
100g未満で生まれた赤ちゃんを超低出生体重児と呼びます。

●免疫力が低い

赤ちゃんの体重は2000gを超えるとリスクは低くなると言われておりますが、正期産で誕生した赤ちゃんに比べると体重が低いため、免疫力が弱い事があります。
ウイルス感染などにかかりやすく、感染症による合併症も心配されます。
リスク回避するために早産で生まれてきた赤ちゃんは、一度、新生児集中治療室などで保育器の中で看護検査されます。

●自発呼吸などが難しいことがある

自分で呼吸をすることが難しい状態にある赤ちゃんは、生まれた直後から人工呼吸により看護観察を行います。
小さな赤ちゃんへの人工呼吸器はとても可愛そうですが、体重が2000gを超えてくると自発呼吸が出来るようになるなど、成長と共に外すことが出来ます。

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