進行流産ってなに?流産との違いや原因、こんな症状は危険?

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妊娠がわかってから、胎嚢や心拍音が確認できても妊娠22週目未満で流産してしまうことがあります。
妊娠したママの約15%が流産を経験し、その多くが赤ちゃん側の染色体異常が問題です。

喜びから一転、とても悲しい事となってしまうケースも多いのですが、流産にはいくつか種類に分類されます。
進行流産とはなにか、症状や処置方法についてこれから紹介します。

進行流産ってなに?流産ではないの?

流産を大きく分けると「繋留流産」と「進行流産」のどちらかとなります。

●繋留流産

子宮内で赤ちゃんがなくなってしまい、胎児が子宮内に残っている状態をいいます。

●進行流産

子宮内で赤ちゃんがなくなってしまい、子宮内に残っているものが排出されている状態をいいます。

完全に子宮内のものが流れてしまった事を【完全流産】
子宮内に一部だけ残ってしまったことを【不全流産】

進行流産の原因ってなに?

進行流産の原因は一つではなく、いくつかの事が考えられます。

●黄体ホルモンの分泌量が少ない

お腹の中で赤ちゃんが成長するには胎盤の形成が必要不可欠です。
排卵後、黄体ホルモンが分泌されることで胎盤が作られるのですが、この黄体ホルモンの分泌量が少なければ形成されず流産のきっかけとなってしまいます。

●子宮内膜の問題

赤ちゃんがゆっくりと子宮内で成長するのですが、子宮内膜の機能がしっかり整わなければ赤ちゃんは成長することが出来ません。

●子宮の問題

妊娠と共に発覚することも多い子宮筋腫。
大きさによっては妊娠の妨げとなってしまうこともあります。

また子宮内膜症や子宮の奇形など、子宮の問題が赤ちゃんを成長させるための胎盤形成を邪魔したり、進行流産となってしまいます。

進行流産は出血するの?

進行流産をすると、子宮内から出血が起こります。
初めは少量の出血から始まったり、いきなり生理2日目のような大量の出血がしたり個人差があります。

出血の色が茶色ければ、以前、子宮内で着床などによる出血ですが、ピンク色や真っ赤な鮮血は現在進行系の出血となります。

出血の色で判断できますが、妊娠すると出血はあまり良い意味ではないので、妊婦検診で行なっている産婦人科へ連絡しましょう。

その他の進行流産はどんな症状?

進行流産は出血の他、激しい腹痛に襲われることがあります。

これは子宮内膜から胎児となる細胞組織などが剥がれてしまう時の痛みです。
少しずつ剥がれていくため、痛みも長引いてしまうことが多いです。

進行流産になると子宮頸管が開いて、子宮内のものが流れ始めます。
激しい腹痛と共に、完全に子宮内のものが流れ終わると痛みはスッとなくなります。

進行流産はどんな処置するの?手術はする?

●完全流産の処置

子宮内のものが完全に無くなった完全流産であれば、手術の必要はありません。
出血は続いていますが、約1週間ほどで自然と止まり、その1ヶ月後にはまた生理が再開します。
場合によっては子宮内をキレイにする処置、漢方薬など処方されることもあります。

完全流産してしまった後は、1週間ほど安静にし感染症などから体を守るようにしましょう。

●不全流産の処置

子宮内に胎児となる細胞の一部が残っている場合、完全に排出されるまでしばらく様子を見ることがあります。

超音波検査をし、まだ残っていれば子宮内容除去術により子宮内をキレイにする手術を行います。
入院ではなく日帰り手術で行う産婦人科も多く、手術自体も約10分程度で終わります。

費用は健康保険適用となるため、費用は1万円~となります。
手術前に事務の方へ費用について聞くと、親切に教えてくれます。

処置や手術後は腹痛がまだ残っていることもあるため、痛み止めなどを病院によっては処方されます。
約1ヶ月後には生理が再開されますが、子宮内は不安定な状態なので感染症などにならないように気をつけなくてはいけません。

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