よく聞く「子宮収縮抑制剤」ってなに?副作用や種類を知っておこう!

この記事は約3分で読めます。

妊娠中に使われる薬で多いのが“子宮収縮抑制剤”、一度は聞いたことがある人もいらっしゃると思います。

薬と聞くとあまりよくないイメージですが、どんな時に使うのか、また使ったときの副作用などについてこれから紹介します。

子宮収縮抑制剤とは

赤ちゃんがお腹の中で過ごす子宮はとてもデリケートなため、ちょっとした刺激やストレスを感じただけでも子宮収縮が起こってしまいます。
妊娠初期や後期に関係なく、お腹の張りや下腹部の痛みを感じる人も多いと思います。

このような子宮収縮が起こったときに子宮収縮抑制剤を使い、子宮を正常な状態に落ち着かせます。
薬の量を調節し様子を見ながら服用薬や点滴などで処置が行われます。

子宮収縮抑制剤が使われるとき

妊娠22週目前に起こる切迫流産、それ以降に起こる切迫早産で子宮収縮抑制剤は使われます。

赤ちゃんがお腹の中で十月十日を経て、体の機能が成長していきます。
正期産である妊娠37週目未満までに出産してしまうと、十分に機能が発達していないため免疫力が弱く細菌感染などを患いやすくなります。

また早く出てきてしまったことで、肝機能や肺機能などの内臓機能が上手に使えず、医療器具の力を借りなくてはいけないなどあります。

切迫流産や切迫早産の前兆として多いのがお腹の張りです。

子宮収縮が始まり子宮口が開きかけた状態にあり、とても危険です。
この危機を乗り越えなくてはいけないのですが、お腹の張りが強い時などに使われるのが子宮収縮抑制剤です。

お腹の張りなどはそれぞれ個人差があるのですが、診察して様子を見て自宅で安静にしていると治る可能性のある軽度の場合、内服薬の抑制剤が処方されます。
一日に決まった時間、決まった量を飲み動かず安静にしていなくてはいけません。

また頻繁にお腹が張る、子宮口が開きかけている状態はとても危険なので、入院して24時間、子宮収縮抑制剤の点滴が行われます。
一日中寝たきり状態となり、退院も一ヶ月単位となることが多いです。

子宮収縮抑制剤の種類

・ウテメリン
・ズファジラン
・ブリカニール
・スピロペント
・ダクチル
・マグネゾール(注射)

子宮収縮抑制剤にはいくつか種類があり、お腹の状態を見ながら処方されます。
切迫流産や早産でもっとも多く使われているのがウテメリンです。

お腹の張りを経験した方なら、一度は耳にしたことのある薬剤名ではないでしょうか。

子宮の収縮が起こるのは、血管や消化管の収縮をおこなう筋肉組織である平滑筋にある交感神経・β受容体を薬剤が刺激することで抑えることができます。

お腹が張るときは動かく安静にしていることも大切ですが、強い収縮が起こってしまうと赤ちゃんが外へ出てきてしまうこともあるので、このような子宮収縮抑制剤を使って、筋肉の収縮を抑えます。

子宮収縮抑制剤の副作用

子宮収縮抑制剤は飲む時に、他の服用薬があると副作用が出てしまうことがあります。
いま飲んでいる薬を医師に伝え、薬の作用が失われないかなど確認しなくてはいけません。

また抑制剤によって、個人差がありますがこのような副作用があります。

・ドキドキと脈が早くなる
・体が温かくなる
・頭が痛くなる
・フラフラする
・めまいがする
・手や指先がふるえる
・吐き気がする
・おしっこが近くなる
・喉が乾く
・歯肉出血が起こりやすくなる
・便秘になりやすい

人によってはこのような症状が起こることもあります。
処方される際に、医師や薬剤師から副作用についての説明がありますので、わからないことや不安に思うときはしっかりと意見を伝えましょう。

タイトルとURLをコピーしました