ある年齢になると、体のあちらこちらに不調を感じる人が多いと思います。私もその中の一人です。
・参観日で子供が発表しただけでポロリ
・一生懸命がんばる子供の姿に涙
・万が一のことを考えただけで悲しくなる
これって産後のせいなのでしょうか、それとも年齢のせいで涙もろくなってしまったのでしょうか。
今回は、ここ最近涙もろくなってしまった理由について考えてみました。
産後のせいでは片付けられない涙もろいと感じるお話
どんなに悲しい映画を見ても泣かない、いや泣けないという人も居るのではないでしょうか。
実は私もそうで、人が周りにいると絶対に涙を流せません。それが夫であれ、子供であっても涙を流さずに号泣映画などを見る人間でした。
それが、2人目を出産した後あたりから、ちょっとしたことで涙もろくなってしまったのです。
たとえば、
・長女が友達にいじわるされた話で泣く
・子供が無視されたと聞き約3日泣き続ける
・たった3分間なのに子供の発表に泣く
・動物の出産シーンを見て泣く
・好きでもない歌手の引退挨拶を見て泣く
こうやって書き出すと、ヤバイですね(笑)
たぶん、今の私は産後のせいでホルモンバランスが乱れまくっているのだと思います。
産後のせいで本当に涙もろくなるの?
悲しくなる気持ちはすべて産後のせいに片付けているわけですが、どうやらそれ以外も関係しているのではないかと・・・。
昔は誰か居ると泣けなかった私。つまり、悲しい気持ちや感情があっても、涙という形として表現できませんでした。
現在は誰かが近くにいてもすぐ泣きます。悲しい気持ちや不安な気持ちになると、押さえることができないほど涙が溢れてきます。
これって産後のせいなのでしょうか。
産後はホルモンバランスが崩れるらしい
産後は10人に1人の割合で「産後うつ」になるといわれています。
産後うつの原因は現段階ではわかっていないそうですが、妊娠や産後の体の変化や社会心理的な問題が関係しているそうです。いわゆる、こころの病気ということでしょうね。
産後うつの症状は人さまざまで、
・不眠
・イライラ
・不安や緊張
・自分を責めてしまう
・気分が変化しやすい
・涙もろくなる
などの症状があるそうです。産後はホルモンバランスが崩れやすいため、女性の誰しもがこころの病気を患ってしまう可能性があるとのこと。
産後うつの中には、突然涙もろくなる、不安になるなどの症状もあります。
こうやって考えると、やっぱり涙もろくなるのは年齢のせいではなく、産後のせいな可能性が高いですね。
産後の涙もろい感情はいつまで続くの?
一体、いつまで産後の涙もろい状態が続くのか。できることなら、人前では泣きたくないものですが、自然と涙が溢れてしまったら・・・。
周囲の目が気になる私は、どうしても「それだけで泣いているの?」と思われたくないのです。
実はママに多い!産後の涙もろい状態はいつまでも続く
この涙もろい体質になったのは産後が深く関係していると思われるため、今年中には気持ちも安定するものだと思っていました。
しかし、周囲のママたちに相談すると、どうもそうではないみたいです。
ママたちの多くが私のように「涙もろい感情」を経験していました。そして、産後2年や3年経っても、その感情は変わらないんだそうです。

あぁ、そうなのね。年を取ると涙もろくなるといわれるのは、出産で体質が変わったからなのね。
きっと、おばちゃんになっても、孫が生まれておばあちゃんになっても、ママたちの多くは涙もろい感情と戦い続けないといけないみたいです。
感動物語を見ても一切泣かない、泣けない鉄の女には、どうやら戻れないみたいです。
なぜ世のママたちは涙もろいのにその姿を見せないの?
不思議なことがひとつあります。産後のママたちの多くが涙もろくなったというのに、参観日やお遊戯会で泣いている姿を見かけないこと。
なんでだろう、誰一人泣いていないし、泣いた後のような目を真っ赤に腫らしている姿もないんですよね。いっつも私だけが目を潤ませて、目の周りが赤く腫れてしまうんです。
その真相を追求するため、ママたちに聞いてみると、どうやらみなさんごまかしているらしいんです。

あ、ヤバイ。涙が出そう・・・(ノД`)
こうなったとき、世のママさんたちはみなさん「その場から立ち去る」または「顔を仰ぐ」「マスクで顔半分を隠す」という術を使っているんだとか。
そういうことね、だから子供たちのがんばる姿を見て、ボロボロ泣いてしまうママを見かけないわけね。
私も世のママたちが使っている術を、今度の参観日にでも使ってみたいと思います。
まとめ
産後のせいで涙もろくなるママたちは実は多く、ほとんどのママたちが感じていることがわかりました。いつまでにこの感情が治まるという決まりのラインがなく、おそらく生涯らしいです。
産後はなにかと不安になりますが、泣きたいときは我慢せずに涙を流すことも大切なのかと思いはじめています。