赤ちゃんが生まれると生後2カ月あたりから、定期予防接種がスタートします。
去年出産した3番目も、できるだけ病気に感染しない春から夏の終わりにかけて、予防接種のスケジュールを組むようにしています。
予防接種をしてわかったのですが、3番目は免疫力が弱いためか、毎回注射を受けた後に副作用が起こるのです。
そこで今回は、わが家の赤ちゃんの予防接種と副作用について、お伝えしたいと思います。
日本では赤ちゃんが予防接種を受けるのは絶対?
日本では赤ちゃんが誕生すると、月齢に合わせてさまざまな予防接種を受けるようにと、各自治体から定期予防接種の受診票を渡されます。
多くは母子手帳と一緒に渡されるのですが、予防接種の受診票があるからと言って、必ず受けさせなくてはいけないとは限らないそうです。予防接種自体は推奨されているもので、義務ではないので親の判断で決められます。
わが家は上の子たちも、受けて欲しいといわれる予防接種を、現段階まででほぼ完了しています。
しかし、知り合いの家庭では一部の予防接種しか受けさせていないそうです。予防接種を受ける、受けないは、各家庭の考え方で違うみたいですね。
わが家の赤ちゃんは予防接種後に副作用が毎回ある!
わが家の3番目は、早くから保育園に預けているからか、とにかくウイルス感染を患いやすいんです。上の子たちは冬以外はほとんど病院へ行くことがありませんが、3番目は季節関係なく何らかの病気に感染しています。




そのせいもあってか、予防接種を受けると毎回副作用に悩まされています。
体の弱さが関係しているのかわかりませんが、予防接種の抗体力に弱いのでしょうか。
夫曰く、

予防接種は病原体を弱めたものを体に入れるから、軽く病気の症状が出るんだよ。
少しずつその病気の抗体ができていくから、それに弱いのかもね。
予防接種について調べてみると、似たようなことが記載されていました。予防接種について、なにも知らないのは親としてどうなのかと、改めて思わされた瞬間です。
体の中で受ける予防接種の病気の疑似体験をしているのと同じこと。
そう考えると、なんだか少し怖いなと思いますが、今後病気に感染しないためにも大切なことでもあるんですね。
BCG受けて3週間後に出血!大丈夫なの?
これも予防接種の副作用になるのかわかりませんが、BCGの予防接種を受けてから約3週間後、かさぶたになりかけている部分から出血しているのを見つけました。
入浴後、洋服を着せるときに気づいたのですが、とても不安になりネットで調べまくったところ、どうやらかさぶたが取れたりしたのが原因みたいですね。
腫れや膿など症状が悪化していなければ、様子見で大丈夫らしいです。
ネットの情報は不確かなので、翌日、子供の薬を貰いに行くついでにかかりつけ医に聞いてみました。

注射後が腫れていないし、今は出血も止まっているから大丈夫でしょう。
また、出血をしたり腫れが目立つようであれば来てください。
不安なときは、医師に診てもらうのが一番安心ですね。
その後は、注射後が腫れたり出血が再発することはありませんでした
予防接種は副作用がつきもの?ほかの症状を一覧にまとめてみた
赤ちゃんの予防接種後、発熱や注射後に赤く腫れるなど気になる事が多いですよね。いずれも3日程度で自然に治ると言われており、それぞれの予防接種によって副反応の出方が異なるそうです。
予防接種でどんな副反応が出やすいのか、一覧にまとめてみました。
予防接種 | 副反応 |
---|---|
ヒブ | 腫れ、赤くなる、しこり、発熱、不機嫌になるなど |
小児用肺炎球菌 | 腫れ、しこり、発熱など |
4種混合 | 腫れ、赤くなる、しこり、発熱、不機嫌になる、咳、鼻水、下痢など |
BCG | 接種後10日頃に赤いポツポツや小さい膿、接種後4週間頃まで続く→かさぶたになる |
B型肝炎 | 腫れ、赤くなる、しこり、発熱など |
麻疹・風疹混合 | 発熱、発疹、熱性けいれん、じんましんなど |
水ぼうそう | 発疹、しこり、発熱、かゆみ、蕁麻疹など |
日本脳炎 | 発熱、赤くなる、咳、鼻水など |
二種混合 | 腫れ、赤くなる、しこり、発熱など |
ロタウイルス | 不機嫌になる、咳、鼻水、下痢など |
参照:http://www.town.naie.hokkaido.jp/kosodate_support/kenkou/koka_fukuhanno/
※副反応の出方は個人差があります。また、記載されていない副反応もあるので、症状が気になる方は病院で受診することをおすすめします
予防接種の副作用によって救済制度があるらしい・・・
予防接種後、副反応の状態が悪化しているなど医師が診断すると、病院側から厚生労働省へ届け出が必要です。届けられたデータは2カ月に1回ほどのペースで、厚生科学審議会という場所で話し合い、結果を全国に公表しています。
これまで医師から届けられた予防接種後の副反応で重篤とされた結果は、約10万接種に1回の頻度だそうです。
参考:http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_04hukuhannou.yuugaijisyou.pdf
そして、予防接種で健康被害が出た場合は、医薬品医療機器総合機構というところから、救済制度があります。利用するには副反応で健康被害が出た本人や家族からの申し出が必要なので、万が一、何かあったときに覚えておくと安心ですね。
予防接種の副作用で発熱!わが家はいつまで続いたのか?
わが家の3番目は、予防接種後に必ず副作用で発熱します。なので、注射の予約をするときは、保育園を翌日に休んでもいい日(仕事が休みな日)を選んで電話しています。
とくに月齢が低いときほど発熱や鼻水などが出やすく、1歳を過ぎた今はそれほど高い発熱は起こらなくなりました。1歳未満は発熱が2日ほど続き、そのまま風邪を引くという感じ。
1歳過ぎたら予防接種後の翌日はピンピンしているけど、2日目あたりに37.5℃を少し超えたくらいの熱が出ます。2~3日で落ち着くのですが、保育園は37.5℃だとお迎えの電話が来るので、仕事が立て込んでいるときは

マジで~(ノД`)シクシク
という感じです。
予防接種の副作用で発熱後の生活に気をつけよう
予防接種による発熱も、風邪をひいたときと同じように過ごすことが大切とかかりつけ医にいわれました。
お風呂に入らない

熱が高いときはお風呂に入らないでください
熱が下がってから、湯船に使っても問題ありません。
発熱のときはお風呂に入らないようにしていますが、2日、3日目となると、さすがに頭が臭くなってきます・・・。

赤ちゃんはいい匂い~♪
とは言い切れないほど、プンプンと悪臭がします・・・。わが家はお風呂に入れない子供の体を濡れたタオルで拭くのですが、頭はタオルで拭いてもニオイは取り切れないですね。
外出しない
もちろんですが、予防接種後は免疫力が弱っているため、外出先してしまうとウイルス感染する可能性が高いです。
子供たちは予防接種後に保育園に行くのですが、毎回風邪など感染して病院からお薬を貰っています。
座薬を使う
熱があまりにも高いときは、座薬を使って子供の症状を落ち着かせることも大切です。39℃でもわが家の子供たちはキャッキャとはしゃぐほど元気なのですが、さすがに40℃近いと「ハーハー(;O;)」と苦しそうにしています。
予防接種の副作用は約3日!それ以上長引くのは病気の可能性が高い
これまでわが家の3人の子供たちは、予防接種の副作用が出る子と出ない子がいて、病気なのか予防接種のせいなのかわからないときがありました。
でも、予防接種後の副作用は約3日程度で落ち着くそうなので、それ以上長引くようなら風邪などの病気の可能性が高いことがわかりました。
月齢が低いほど風邪など長引きやすいので「おかしい」と思ったら、早めに病院を受診した方がいいですね。
まとめ
大きな病気をしないために予防接種を受けているのですが、毎回発熱や咳、鼻水などの副反応が出てしまうと、打たせるかどうか考えてしまいます。わが家の3番目は、とくに予防接種後の副反応を受けやすいように思います。体質なども関係あるのかな・・・。