・自宅学習を決めた子供たちの反応
・我が家の自宅学習のルール
年齢の離れた3人の子供を子育て中のスターです。夫婦揃って自営業ですが、お互いの事業内容は異なります。
今回のコロナウイルスによる、小中高校の臨時休校が実施され、家庭によって

え~!急すぎる

仕事をどうしよう
と焦ったママも多いのでは?
とくに、児童会や児童教室などに通わせていない小学校低学年の子供が居ると、大変ですよね。
我が家も夫婦でフリーランスのため、自宅に常に居ますが

集中して作業ができないのでは?
と心配でした。
しかし、学校が休みになってから約3週間がたった今日、休日中の過ごし方を振り返ると、思ったよりも大きなダメージはなかったのです。
それは、我が家で決めた自宅学習のルールがよかったものと思われます。
そこで今回は、いつかの臨時休校に備えて、我が家がおこなった自宅学習のルールを紹介します。
フリーランスは臨時休校の大ダメージが大きいのか?
結果的に、フリーランスの我が家は臨時休校のダメージは大きいものではありませんでした。
ただ、職種によって、突然の臨時休校は大変だったと思います。
子供の性格にもよると思いますが、我が家の2番目は今「知りたがりさん」です。
ちょっとでも気になったことがあると・・・

ママ~、今日のお昼ごはんはな~に?
夜ごはんは~?
うどんって、どうやって作られているの~?
どうして、ソバは灰色なの~?
ね~、ね~
と、頭の中に浮かんだ悩みを、時間問わず質問します。
在宅ワークは子供が居てもできる仕事と思われがちですが、実際は違います。
私の場合、子供が居ると頭で考えていた仕事内容が飛んでしまい、ペースダウンします。
とはいえ、せっかく質問しているのに突っぱねることはできず相手するのですが、さすがに一日中付き合うのは難しく、つい

今、仕事中!
ちょっと後にしてくれないかな?
なんて、強めの口調で言ってしまうこともしばしばありました。
教育上、とっても悪いことですよね。子供とのコミュニケーションは大切!
でも、いつ始まるかわからない学校、このまま仕事に集中できないと納期を延長せざるを得ません。
納期が遅れると・・・、信頼を失い収入ダウンという状況を作ってしまいます。
そこで我が家は、学校が休みでも生活リズムを崩させない自宅学習をスタートさせました!
我が家の自宅学習ルールのポイント
一日中

勉強しなさい!
というのも大変だし、なしにろ子供たちのやる気が失われます。
そこで、自宅学習をスタートさせる前に、子供たちも一緒に5つのルールを決めました。
自宅学習ルール①:子供と一緒に時間割を決める
まず、自宅学習をスムーズにおこなうために、我が家では時間割を決めました。
時間割は親だけではなく、勉強する子供たちも一緒に話し合いしています。
自宅学習の時間割表の作り方
・学校の時間割をベースに決定
・1日に1回は「音楽、図工、体育」のいずれかを入れる
・小学生と中学生は同じ科目で合わせる
学校が休みになった長女(中学生)と次女(小学生)の時間割を確認したところ、勉強する科目がまったく違いました。
小学校低学年の次女の時間割に合わせて、同じ時間帯に同じ勉強をさせることにしました。
一日中、机に向かって勉強するのも大変だと思うので、学校と同じく音楽や体育なども取り入れます。
小学校低学年は家庭科がないので、時間割に入れませんでした。
自宅学習ルール②:時間は30分単位
我が家の自宅学習は、1回の時間が30分です。
長女曰く

20分単位で勉強するといいらしいよ!
とのことでしたが、学校の時間(45分)と長女がおすすめする時間(20分)の間を取り、自宅学習は「1回30分」に決定しました。
自宅学習ルール③:1分の休憩時間はなにをしてもいい
自宅学習の休憩時間は、1回10分です。
10分休憩
・
・
・
を、繰り返して1日が終わります。
自宅学習の時間は9時~15時までと決めたので、授業は7時間目まであります。
10分休憩は、基本的になにしてもOKです。
例えば、スマホやタブレットでユーチューブを観たりマンガ本を読んだり、お茶を飲んだりと学校の休憩時間でできないことも良しとしました。
自宅学習ルール④:校外学習を取り入れる
自宅の中にずっといるのは苦痛なので、校外学習という名目で、図書館で本を借りたり大きな公園(誰も居なかった)で運動したりを取り入れました。
校外学習は自宅学習のルールを決めた当初、考えていませんでした。
ことのきっかけは、「兄弟喧嘩」です。

不必要な外出は自粛するよう先生からいわれてるけど、大勢の人がいる場所や友達と遊ばなければ、外に出てもいいんだよ?
家の敷地内でボールで遊ぶとか・・・
この兄弟喧嘩がきっかけで、週に2~3回、校外学習へでかけています。

校外学習を取り入れたら、仕事の時間が減ってしまった・・・
自宅学習ルール⑤:週1回「自由時間」を設定
子供たちの要望により、自宅学習の時間割に週1回「自由時間」があります。
この自由時間は、学校でできる範囲で好きなことができます。
学校ではスマホやタブレット、ゲームで遊べないので禁止です。
自由時間でやることは、毎回子供たちが決めます。
学校でいう「お楽しみ会」みたいなものですね。
学校にあるのかわかりませんが、ある日はジェンガをしたりトランプをしたりを楽しんでいました。
自宅学習は小学生と中学生で別々に考える
我が家は小学生と中学生の子供が臨時休校になったため、自宅学習の内容がまったく違うもので困りました。
そこで、自宅学習をする前に、小学生と中学生のルールを決めました。
自宅学習「小学生」のルール
小学生の次女の自宅学習で決めたことは2つ。
・音読は2階ですること
子供たちが自宅学習で気が散らないように、同じ時間帯に同じ勉強をすることをルールとしています。
そこで問題となったのが「音読」です。

音読大好き!
次女は声に出して本を読むことが好きらしく、その行動が長女にとってうるさいようでした。
そこで、国語の時間にやる音読は、2階ですることに!
子供たちはリビング学習が集中できるようで、自分の部屋で勉強をしません。
同じ空間でそれぞれ勉強するので、臨機応変に自宅学習が必要です。
自宅学習「中学生」のルール
中学生の長女の自宅学習で決めたことは3つ。
・予習と復習も忘れない
・タブレットは最終手段
小学校低学年なら、なんとか勉強を教えられる私。
でも、中学生になるとレベルが高く、夫にお願いしています。
夫が相手できなとき、強い味方となってくれるのがタブレットです。
自宅学習でスマホ&タブレットは禁止ですが、どうしてもわからない問題だけ解禁しています。
おかげで、スムーズに私の仕事が進められました。
自宅学習は子供たちからブーイングの嵐だった
実は、コロナウイルスによる臨時休校になった2日くらいは、グータラな生活でした。
朝早く起きなくてもいいので、長女なんて昼近くまで寝ているし、次女は一日中ユーチューブ三昧です。

さすがにヤバい!この生活
自宅学習をスタートさせたのは、私の仕事を今まで通りおこなうためと子供たちにイライラしないためです。
いつも「勉強しないの?」という言葉がけに疲れていましたが、自宅学習を取り入れたら思った以上に生活リズムが整いスタートしてよかったと思っています。
子供たちから自宅学習の話を持ちかけたときブーイングでしたが、今は生活にメリハリが出ていて、宿題も8割ほど終わったので安心しています。