高齢者の食事が飲み込めない問題を実母で体験!我が家の対策記録

高齢者 食事 飲み込めない
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介護中、とても気がかりなこと。それが「食べ物を飲み込めないこと」です。

高齢者になると多い症状らしいのですが、介護中の母は食事中やそれ以外でも咳き込むことが増えました。

ババ
ババ

いつもみたいな食事ができなくなってきた

突然ゴホゴホとむせるため、水を飲ませたり背中を叩いたりとサポートしていますが、日に日に症状が悪化しているようにみえます。

この状態が続くとどうなるのか、ケアサポートの介護師や往診の先生などに聞いてみました。我が家が実践している対策を紹介します。

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高齢者の食事が飲み込めない問題を介護で体験!

高齢者の食事が飲み込めない問題を介護で体験!

高齢者の食事が飲み込めない問題を介護で体験!

私の母は脳出血を患ってから体の左半分が麻痺しました。脳出血前は、食事が飲み込めないといった症状とは無縁でした。

ママ
ママ

退院してから食事中の食べこぼしが増えたかも

左半分が麻痺しているせいか、口の左側には食べ物が残っている状態が目立ちます。一緒に食事をしていると、食べるペースが以前に比べて明らかに遅く、そして食べる量が減りました。

ババ
ババ

噛む時間が長いせいか、お腹が減らなくなった

食べることが好きだった母、大好きなケーキも数口食べたら食べないという日もあり、そんな姿を見るととても不安です。

そんな日が続く中、食事中や食後に咳き込む回数も増えてきたため、ケアサポートの介護師に相談しました。

ママ
ママ

最近、食べ物を飲み込めない時が増えている。それから、突然咳き込んだりして…どうしたらいいかな?

サポーター
サポーター

食べ物が飲み込めないのは高齢者に多い症状のひとつ。嚥下障害は、咳き込んだ時に水を飲ませると逆効果になる可能性があるから気をつけて!

 

初めて聞いた「嚥下障害」という言葉。どうやら食事を飲み込めないのは嚥下障害といって、症状が見られる時は介護者は注意しなくてはいけないみたいです。

嚥下障害(えんげしょうがい)とは

飲み込むことを嚥下(えんげ)といって、食事を「噛みにくい」や「飲みにくい」状態を嚥下障害といいます。

食事以外でも、次のような症状が見られる時も嚥下障害の可能性があります。

・喉に違和感を感じる(つっかかり、スッキリしない)
・食欲低下
・食事に時間がかかる
・食べ物が口から溢れる
・痰が出る など

嚥下障害は食べたり飲んだりすることがスムーズにできないため、高齢者にとって食事の時間が苦手となるケースもあります。

ママ
ママ

母も若干、食事の時間を苦痛に感じていました。「今は食べたくない」「スプーン2杯分のご飯でいいや」など、日に日に食事量が減りました。

栄養面がとても気になり、少しでも食事の時間を楽しみにしてもらいたくて、さまざまな工夫をしてみました。

高齢者の食事が飲み込めない対策①調理方法を変える

高齢者の食事が飲み込めない対策①調理方法を変える

高齢者の食事が飲み込めない対策①調理方法を変える

第一に取った対策が「調理方法を変える」です。

あまり料理が得意ではない私ですが、ネットという強い味方がいます。「介護食 作り方」や「介護食 レシピ 簡単」など検索して介護食の調理方法を極めました。

・食材は小さく切る
・食材は繊維を切るようにカット
・食材は煮て柔らかくする
・柔らかいロース肉やバラ肉を選ぶ
・栄養価の高い赤身魚を選ぶ(まぐろやかつおなど)
・できるだけ母の好きな食材で調理 など

自宅で作る介護食は、とにかく時間がかかります。しかも、せっかく作った料理を完食してくれる保障はありません。

ママ
ママ

母はいつも半分以上残します。初めはショックでしたが、作る量を減らして食べ残ししないように工夫しました。

調理方法を変える時、一番重視したのは「できるだけ食べる人が好きなメニューにする」ことです。

例えば、中華系が苦手なのに作って食べさせても食欲は沸きません。

ママ
ママ

私は中華系が苦手なので、献立として出されるとあまり食が進みません。

「食事が楽しみ」と思ってもらうような工夫はとても大切だと、介護をしていてつくづく思います。

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高齢者の食事が飲み込めない対策②食事メニューの変更

高齢者の食事が飲み込めない対策①調理方法を変える

高齢者の食事が飲み込めない対策①調理方法を変える

食事が飲み込めない日が増えた母は、少しずつ固形物からやわらかい食事に変化しました。そのため、食事も煮物やポタージュといったメニューが増えています。

献立のレパートリーの少ない私にとって、食事メニューを考えるのは結構ストレスです。この問題はネットの検索だけではなく、ドラッグストアなど普段の買い物が役立ちました。

ママ
ママ

ドラッグストアにはレトルトの介護食がたくさんあります。メニューのヒントにしています。

実際にいくつか介護食のレトルトを買ってみて、母に食べさせました。例えば、こういう商品です。



おかず系のレトルトは美味しかったみたいですが、主食である白米のレトルトはちょっと苦手みたいです。

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食事は手作りの方が美味しいらしく、また普通食から一気にペースト状に近いやわらか食にすると、少し気持ち悪さを感じていました。

介護食は「刻み食→ソフト食→ムース食→ゼリー食→ミキサー食」と段階を踏んだ方が良さそうですね。

高齢者の食事が飲み込めない対策②鏡を置く

高齢者の食事が飲み込めない対策②鏡を置く

高齢者の食事が飲み込めない対策②鏡を置く

食事中、食べ物の飲み込みが悪くなり、食べこぼしが増えてしまった母。「口からこぼれている」と自分ではわからないため、鏡を見ながら食べてもらうことにしました。

ババ
ババ

自分の姿を見て食べるのは恥ずかしいね。

食事中に鏡を置いた時、しばらくは恥ずかしさを気にしていました。が、時間とともに慣れてしまい、たまに鏡でチェックしてティッシュで口を拭いています。

他にも、口の中に残っている食材がないか、自分でも鏡を見てチェックしています。

高齢者の食事が飲み込めない対策③口腔内の確認

高齢者の食事が飲み込めない対策③口腔内の確認

高齢者の食事が飲み込めない対策③口腔内の確認

食後、母をベッドに移動して体を倒したところ「ゴホゴホ」とむせ始めました。慌てて体を起こして水を飲ませましたが、それでもゴホゴホと…。

ママ
ママ

ちらっと見えた口の中には、食べ物が残った状態でした!

食事が飲み込みにくくなっているのを知らなかった時だったので、同じような状況が何日かありました。まさか食事が飲み込めない状態とは、思わなかったです。

その日から食事をした後は必ず声がけをしています。

ママ
ママ

食べ物飲み込んだ?口の中見せて!

食事が終わった後、確認することで窒息や誤嚥を防ぐことができると、いつもお世話になっているケアサービスの介護士さんに教わりました。

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高齢者の食事が飲み込めない問題は放置は危険!

高齢者の食事が飲み込めない問題は放置は危険!

高齢者の食事が飲み込めない問題は放置は危険!

高齢者の食事が飲み込めない状況は、放置しておくと大変危険です。一番怖いのが「誤嚥性肺炎」になる可能性が高いということ。

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが気管に入ってしまい、底から肺に流れてしまい炎症を起こす症状をいいます。

誤嚥は高齢者に関係なく、若い人も経験しています。

例えば、食事中に気管に食べ物が詰まりゴホゴホと急に咳き込んだ経験はありませんか?

通常であれば気管に詰まった食べ物などは咳き込むことで取り出せます。でも、高齢者は気管に入った食べ物や唾液などを取り出す反射が低下してしまい、肺に流れ込んでしまうケースが多いのです。

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誤嚥性肺炎は食事中や食後すぐだけではなく、睡眠中でも起こりうる可能性が高いため、介護中はとても心配事のひとつです。

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