最近在宅ワークで人気のWebライター。普段から日記やブログを書くのが好きなら、チャレンジしやすい仕事のひとつです。
Webライターを始めたばかりなら、クラウドサービスを利用して実績を作ることが大切!
そこで今回は、Webライターの募集案件が多い「クラウドワークス」と「ランサーズ」について詳しくお伝えします。
2つのサービスの違いを比較しているので、どっちを利用するか悩んでいる人は参考にしてください。
【比較】クラウドワークスとランサーズの特徴
クラウドワークスとランサーズのサービスにはどんな違いがあるのか、特徴を比較してみました
クラウドワークス | ランサーズ | |
登録者数 | 600万人以上 | 260万人以上 |
案件数 | 多い | 少ない |
初心者案件 | 多い | 少ない |
平均単価 | 低い | 高い |
採用率 | 高い | 低い |
手数料 | 5%~20% | 16.5% |
公式サイト | 公式サイトを見る |
実際にどちらのサービスを利用した経験から比較したのですが、クラウドワークスは初心者向け。
ランサーズは専門性を求めるクライアントさんが多いので、単価は高いのですが案件数や採用率は低いので中級者向けのサービスに感じました。
クラウドワークスの特徴やメリット・デメリット
クラウドワークスの特徴やメリットを詳しくまとめたので、利用前に参考にしてみてください。
クラウドワークスの特徴
クラウドワークスを使ってみて感じたことは、サイト全体が見やすく操作がしやすいことです。
案件の探しやすさや応募のしやすさが特徴的で、自分が希望する案件を見つけたり応募から仕事開始までスムーズにできました。
また幅広いジャンルの案件があり、特に初心者向けの案件が多いです。
Webライティングを始めたばかりの方にとっては、トライアル的に色々な案件に挑戦しやすいでしょう。
クラウドワークスのメリット
1. 案件の多さと多様性
クラウドワークスは、日本国内で最大級のクラウドソーシングサービスです。そのため、Webライティング関連の案件が豊富にあり、初心者向けから高単価案件まで幅広く揃っています。「初心者歓迎」や「簡単な記事作成」といった案件も多いため、経験が浅くても仕事を見つけやすいです。
2. 初心者でも始めやすい環境
登録や利用のハードルが低く、プロフィールを充実させればすぐに案件に応募できます。また、クライアントとメッセージを通じて直接コミュニケーションが取れるため、進捗確認や不明点の解消がしやすいのも特徴です。
3. 報酬の支払いが安全
クラウドワークスでは、クライアントがあらかじめ報酬を預ける「仮払い」システムがあります。これにより、作業完了後に報酬が支払われないリスクを避けることができます。報酬はプラットフォームを通じて支払われるため、トラブルが起きにくいのも魅力です。
4. 成長の機会
案件を通じてスキルアップができる点も大きなメリットです。例えば、SEOライティングや専門的な記事作成の経験
クラウドワークスのデメリット
1. 手数料の負担が大きい
クラウドワークスでは、受注した報酬額に対して手数料が発生します。一般的には報酬額の20%が差し引かれ、報酬が10万円以上になると15%、50万円以上であれば5%に下がります。
ただし、多くのWebライティング案件では単価がそれほど高くないため、20%の手数料が適用されることがほとんどです。
この手数料はライターにとって収益率を下げる要因になり、特に初心者や単価の低い案件を受注している場合には大きな負担と感じられるでしょう。
2. 単価が低い案件が多い
クラウドワークスには初心者向けの案件が多く掲載されていますが、その分単価が低めに設定されていることがよくあります。
たとえば、1記事500円~1,000円程度の案件も多く、記事制作にかかる時間やリサーチの手間を考えると、実質的な時給が非常に低くなることがあります。
とくに、質の高い記事を求められる場合やリサーチが必要な案件では、報酬が労力に見合わないと感じることがあるでしょう。
3. 競争が激しい
クラウドワークスには多くのWebライターが登録しており、人気のある案件や高単価な案件には応募が殺到する傾向があります。
そのため、実績が少ない初心者にとっては競争に勝つのが難しく、案件を獲得するまでに時間がかかることがあります。
また、採用されるために応募文を工夫したり、プロフィールを充実させたりする努力が必要です。
4. 評価システムの影響
クラウドワークスでは、クライアントからの評価が次の案件受注に大きく影響します。とくに初心者のうちは実績が少ないため、評価が悪いとそれが目立ち、他の案件に応募しても採用されにくくなる可能性があります。
また、一度悪い評価を受けると、それを挽回するためには多くの良い評価を積み重ねる必要があり、回復には時間がかかることがあります。
5. クライアントとのトラブルリスク
クラウドワークスでは基本的に仮払い制度があるため、報酬が未払いになるリスクは少ないですが、それでもクライアントとのやりとりでトラブルが発生することがあります。
たとえば、「納品した記事の修正要求が多すぎる」「契約時の条件と実際の作業内容が異なる」といったケースです。
初心者の場合、こうしたトラブルへの対処が難しく、ストレスを感じることがあります。
→クラウドワークス の案件を見るランサーズの特徴やメリット・デメリット
ランサーズの特徴やメリットを詳しくまとめたので、利用前に参考にしてみてください。
ランサーズの特徴
ランサーズを使ってみて思ったことは、個人よりも企業からの求人募集が多いことです。
個人が募集する求人は1回限りの単発が多いので、実績を積むには時間がかかります。企業からの求人は長期契約を求めるケースが多く、数ヶ月続けるとライティング力も身につき実績も増えます。
作成するライティングに対する指示が明確なクライアントが多いので、仕事がしやすい案件が多いです。
ランサーズのメリット
1. 幅広いジャンルの案件
ランサーズは、クラウドソーシングサービスの中でも案件の多様性が高いのが特徴です。
Webライティング案件では、SEO記事、ブログ記事、商品のレビュー記事、専門分野の記事など多くのジャンルが揃っています。
とくに特定の分野に特化したいライターにとって、自分のスキルや興味に合った案件を見つけやすい環境です。
2. 手数料の割引制度
ランサーズでは、クライアントごとの累計報酬額が一定額を超えると、手数料率が段階的に下がる「ランク割引制度」があります。
長期的に同じクライアントと取引を続けると、実質的な収入が増える仕組みです。この制度は、リピータークライアントを獲得するモチベーションにもつながります。
3. プラットフォームの信頼性
ランサーズは、設立から長い運営実績があり、システムやサポート体制がしっかりしています。
仮払い制度があるため、クライアントとの報酬トラブルを避けられる安心感があります。
また、トラブル発生時にサポートセンターが仲介に入ってくれるため、初心者でも安心して利用できます。
4. キャリアアップの可能性
ランサーズには、成果を積み上げることで評価が上がり、より高単価な案件にアクセスできる仕組みがあります。
また、プロジェクト型の仕事だけでなく、継続案件や直接契約なども発生しやすく、安定的な収入を目指すことも可能です。
5. スキルマーケットとしての活用
ランサーズでは、プロフィールを通じて自分のスキルや実績をアピールできます。
また、ポートフォリオを充実させれば、クライアントから直接声をかけられることもあり、他のライターとの差別化が図れます。
ランサーズのデメリット
1. 手数料の高さ
ランサーズの手数料は、一部の案件では20%を超えることもあり、報酬の総額に対する負担が大きい場合があります。
とくに初心者の場合、単価が低い案件では収益性が低く感じることがあるでしょう。効率的に収入を上げるには、単価の高い案件を獲得するスキルが求められます。
2. 初心者向け案件の競争率
ランサーズには多くのライターが登録しているため、初心者向けの案件では応募が殺到しやすく、採用されるまでに時間がかかることがあります。
そのため、実績や評価が少ない段階では、自分の強みをしっかりアピールしないと目立ちにくいという課題があります。
3. 単価が低めの案件が多い
ランサーズでは、初心者向けの案件が多い反面、単価が低めに設定されている案件が目立つ傾向があります。
たとえば、1記事500~1,000円程度の案件も多く、時間単価で考えると割に合わないことがあります。
スキルや実績を積むことで単価の高い案件にアクセスしやすくなりますが、最初の段階では収益性が低い場合がある点に注意が必要です。
4. 評価システムの影響
ランサーズでは、クライアントからの評価が仕事の受注に大きく影響します。一度悪い評価を受けると、その後の仕事獲得に不利になる可能性があります。
とくに初心者のうちは、クライアントとのやりとりや納期管理に注意を払い、信頼を築く努力が求められます。
5. 競争の激しさ
ランサーズはユーザー数が多いため、特に人気のある案件や高単価な案件では競争が激しいです。
プロとしての実績やポートフォリオが充実していない場合、他のライターに埋もれてしまうことがあります。そのため、自分の強みを明確に打ち出す工夫が必要です。
Webライターで稼ぐならクラウドワークスとランサーズどちらの登録もおすすめ!
クラウドワークスとランサーズの両方に登録することで、稼げる可能性が高まります。これには以下の理由があります。
・案件数の増加
両プラットフォームに登録することで、応募できる案件数が増え、仕事を得る機会が広がります。
・特徴の使い分け
クラウドワークスは初心者向け案件が多く、ランサーズは高単価案件が目立つため、スキルや経験に応じた選択が可能です。
・リスク分散
一方で案件が途切れても、もう一方で仕事を探せるため、安定した収入を確保しやすくなります。
ただし、両方に登録する場合、応募や案件管理に時間を割く必要があるため、効率的なスケジュール管理が重要です。自分のスキルと目標に合わせて活用するのがおすすめです。
まとめ
クラウドワークスとランサーズは、Webライターで稼ごうとするために必要なサービスのひとつです。
実績を積み重ねることで企業が募集している案件にも応募できるようになるので、ある程度のデメリットは我慢が必要です。
クライアントによっては厳しい修正を求めるケースもありますが、今後に役立つことなので嫌と思わずに対応することも大切ですよ。
ただし、1文字あたり0.1円の低単価案件なのに何度も修正を求めてきたり、2000円で3000文字以上の記事を20記事納品を求めたりなど、常識外れのクライアントも存在します。
クラウドワークスとランサーズはたくさんのクライアントがライティング募集をしているので、自分に合った案件を探してWebライターの実績作りをしてくださいね。