物価高騰により、家計費の見直しが必要になった我が家。
お米が安いスーパーといえば、どこだろう
と、食費の中でも主食であるお米を安く買おうと考えましたが、パッと思いつくスーパーがありませんでした。
そこで今回は、お米が安く買えるスーパーはどこなのか。ドラッグストアの方が安いのかなどについて、詳しくお伝えします。
お米が安いスーパーの調査結果
近所を調査したところ、お米が安いスーパーはどこも一律の値段でした。
安いお米を買いたいなら、ブランド米や一等米(単一原料米)よりも、ブレンド米(複数原料米)がおすすめです。
単一原料米 | ・産地や産年、品種がひとつのお米 ・産地や産年、品種が証明された玄米1種類だけ使用 |
複数原料米 | ・産地や品種が2つ以上ブレンド ・ブレンド米やミックス米、混合米、複数米などとも呼ぶ |
住んでいるエリアや物流の関係で、お米が安いスーパーは変わってきます。
さまざまなスーパーを見て回って「お米が安い!」と思ったのが、次のようなお店です。
・ドン・キホーテ
・業務スーパー
・地元経営の激安スーパー
・ディスカウントショップ
何度もスーパーに足を運びお米の値段を調べたところ、ドン・キホーテが一番安かったです。
ドン・キホーテは一般的なスーパーに比べて、一度に大量のお米を仕入れているためか、他店より1~2割安い日が多いです。
例えば、他のスーパーで10キロ3,600円するお米が、ドン・キホーテに行ったところ3,100円で販売などです。
2024年現在、ドン・キホーテは高知県を除き、全国47都道府県にオープンしています。
ドン・キホーテは他のスーパーと違い、行くたびに販売する商品が違うので、日によって安いお米が買えない場合もあるので値段のチェックをしっかりしてくださいね。
無洗米が安いスーパーは?
無洗米が安いスーパーを調べたところ、業務スーパーやドン・キホーテが格安でした。
全体的に、スーパーの無洗米は値段の変動が少なく、基本的に年間を通して一定の価格帯です。
一般的なお米に比べて無洗米は値段が高いのは、「洗わなくて使える」という理由から需要性があるからです。そのため、無洗米はセールや特売などになりにくく、特別安い値段で販売しないのではないかと考えられます。
とはいえ、無洗米も生物なので、売れ残りがあると値段が下がります。
場合によっては、2割引や半額シールを貼った無洗米を見たことがあるので、タイミングによっては安い値段で買える可能性がありますよ。
お米が安く買えるスーパーの見つけ方
実際のところ、お米が安く買えるスーパーを探すのは大変です。
というのも、スーパーで売られているお米の価格は日々変化しているので、
「先週よりも今週は200円も高い!」
「先月は3,200円だったのに、今月は3,600円に値上がりしている!」
なんてことに日常茶飯事です。
結論からお伝えすると、スーパーよりもネット通販の方が安い値段でお米を買えます。
他にも、お米が安いお店はいくつかあるので、買う前に、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
ネット通販
ネット通販では、全国各地で収穫・精米したブランド米や複数米を購入できます。
メリット | ・好きな米の銘柄の値段を比較できる ・10キロの重いお米も玄関先までお届け ・セールやポイント還元などキャンペーンが豊富 ・お米の定期便で買い忘れ防止できる ・訳ありのお米をすぐ見つけられる |
デメリット | ・通販サイトによって送料がかかる ・今日中にお届けは難しい ・粒のサイズなど現物確認ができない |
スーパーのお米の値段と比較すると、ネット通販は1割~2割安いです。
ネット通販を利用するなら、次のサイトが銘柄が豊富でおすすめ!
・Amazon ・楽天市場ネット通販は2キロや5キロ、10キロとスーパーと同じような容量のお米のほか、30キロや60キロといった大容量サイズも販売しています。
お米を安く買うなら「大容量」「まとめ買い」するのがおすすめです。
1袋の容量が多いお米は、1キロあたりが安くなるので、少量サイズよりもお得ですよ。
農協で買う
全国各地にある農協では、さまざまなお米を安い値段で買えます。
メリット | ・販売コスト削減でスーパーより値段が安い ・さまざまな銘柄のお米が買える ・お米の管理設備がしっかりしている(品質が良い) |
デメリット | ・必ず安いお米を販売しているとは限らない ・農薬や化学肥料などの使用は農家による ・玄関先までお届けサービスがない |
農協は直接農家から買い取ったお米を消費者へ販売するので、流通コストを節約できる分、安い値段でお米を提供できるのです。
JA全農が運営する「JAタウン」では、コシヒカリやササニシキ、新之助など人気のブランド米を販売しています。
送料無料や自然災害の復興支援でセール品もあるので、スーパーより安い値段でお米を買えますよ。
お米屋さん
基本的にお米屋さんはスーパーに比べると、値段が高いです。
しかし、お米屋さんによってはお米の銘柄を限定したセールをおこなう場合があります。
メリット | ・お米専門店だから珍しい銘柄に出会える ・店員さんがお米に関する知識を教えてくれる ・状況によりお米を玄関先まで配達してくれる ・お米定期便などサービスが充実 |
デメリット | ・お米屋さんの店舗が減少している ・スーパーのような安いお米が少ない |
昔は「米は米屋から買う!」というのが当たり前でした。現在はスーパーやネット通販など販売ルートがたくさんあるので、お米屋さんを利用する人が減っています。
そのため、地域のお米屋さんも閉店するケースが多いのが現状です。
たまにお米屋さんから「特売!」として、人気の銘柄がスーパーよりも安い値段で販売するチラシがポストインしています。
美味しいお米の炊き方、見分け方など、お米に関する知識が店員さんは豊富なので、タメになる情報を手に入れるために利用するというのもおすすめですよ。
農家から購入
スーパーより安い値段でお米を買いたいなら、農家から直接購入するのがおすすめです。
メリット | ・流通コストがないからスーパーより安い ・何度か利用すると玄関先まで宅配してくれる可能性あり ・農家さんによっては「おまけ」してくれる |
デメリット | ・基本的に玄米。自分で精米が必要 ・農薬や化学肥料の使用は農家によって違う ・米の状態を確認してから買うことが難しい ・配達料がかかる場合がある |
農家さんから直接お米を買うと、スーパーよりも1~2割ほど安い値段で買える可能性が高いです。
ただし、お米は年度によって出来が違うので、場合によっては質が悪いときもあるでしょう。
例えば、冷夏や気温上昇により害虫に米が食べられてしまい、黒ずんだお米が多いなど。
スーパーのお米と違い、農家のお米は紙の米袋で販売するので、中身は見えません。確認してから「やっぱり購入しない」というのは失礼なので、農家さんからお米を買うときは覚悟が必要です。
スーパーで安いお米を買う方法
お米が安く買えるスーパーを探すなら、次のことを活用するのがおすすめです。
・特売日を狙う
・クーポンや感謝デーを利用
・銘柄をワンランク下げる
・ブレンド米を選ぶ
それぞれの項目を、詳しくお伝えします。
特売日を狙う
スーパーの特売日でお米のときは、絶対におすすめ!
通常よりも2~300円安く買えるので、一ヶ月に約20キロ近いお米を消費する我が家は、特売日の買い物が外せません。
我が家は新聞を頼んでいないので、特売日のチェックは、次の方法でしています。
・チラシアプリ
・店頭のチラシ
・テレビCM
・スーパーの公式サイト
・X(Twitter)など
もっとも有力なのがチラシアプリです。
いつも利用するスーパーのチラシをスマホで見られるので、買い物に行く前に「何が安いのか」チェックしています。
我が家がいつも利用するスーパーは、月に2~3回のペースでお米を安く販売しています。
クーポンやポイントを利用
ポイントが貯まるスーパーやクーポンを利用して、お米を安く買う方法もおすすめです。
クーポンによっては、お米やタバコなどの利用はNGという場合もありますが、基本的に利用できる事が多いです。
また、買物金額に応じてポイントが貯まるスーパーを利用すると、通常よりもお得な値段でお米を買えますよ。
感謝デーやポイントアップの商品などを買って、効率よくポイ活。貯まったポイントを金額が大きいお米を買って利用すると、ものすごくお得な気分になります。
ウェルシアの1.5倍感謝デーはお得!
ウェルシアでは毎月20日に1.5倍デーを実施しています。
1.5倍デーとは、Vポイントで1.5倍分の買い物ができるお客様感謝デーです。
例えば、200円相当のVポイントを20日にウェルシアで使うと、300円分の買い物ができます。
2000ポイントなら3000円、3000ポイントなら4500円の買い物ができるので、お米10キロをお得に買えるチャンスです。
銘柄をワンランク下げる
スーパーにはたくさんのお米が売られていますが、銘柄によって値段はピンキリ。
少しでも安い値段でお米を買いたいなら、銘柄をワンランク下げて見るのもおすすめです。
例えば、高級米と呼ばれる銘柄は、
ミシュラン星の獲得店が利用するコシヒカリ「雪椿」
出産内祝いや新築内祝いなどで選ばれる「祇園料亭米 翁霞」
特Aランク!ギフトで人気の「極上魚沼産コシヒカリ」など。
5キロのお米でも5,000円以上。10キロのお米なら10,000円~50,000円もする高級米は、スーパーでも割高です。
お米の銘柄に特別なこだわりがないのであれば、ランクを落とすだけで、数千円も値段が安くなります。
西日本で栽培され、さっぱりとした味が特徴的な「ヒノヒカリ」
コシヒカリよりも食味評価が高い「つきあかり」など。
全国的に知名度の高いブランド米は、消費者ニーズが高いので値段も高くなりがちです。
しかし、お米の銘柄の中には、高級米と味や品質が変わらないのに、安いお米もあります。
いくつか食べ比べてみるとわかりますが、安いお米でも「美味しい!」と感じる銘柄に出会えることがあるので、ぜひ比較してみてくださいね。
ブレンド米を選ぶ
単一原料米のブランド米は、産地や産年、品種がひとつなので、どうしても高い値段で販売しなくてはいけません。
一方、複数原料米のブレンド米は、複数の産地や品種を混ぜ合わせているので、ブランド米に比べると安いです。
スーパーのお米は、ブランド米とブレンド米の2種類があるので、安いお米を買いたいなら、ブレンド米を選びましょう。
お米はドラッグストアの方が安いのでは?
スーパーと同じお米が安いといわれるドラッグストアですが、値段を比較したところ、お店や買い物する日によって違いました。
確率としてはドラッグストアの方が、お米を安く買える日が多いです。
住んでいるエリアによってオープンしているドラッグストアは違うのですが、我が家の場合、ウェルシアが一番安いお米をゲットできました。
・独自のポイント制度がある
・お米の特売日が多い
・10%OFFクーポンが多い
・たまに2割引シールがお米に貼ってあるなど
上記4つを組み合わせると、お米の人気銘柄が「3,600円→3,000円」で買えることもありました。
ドラッグストアのお米は、通常だとあまり値段が安いと感じたことがないので、業務スーパーやドン・キホーテに比べると高いイメージが強いです。
お米はドラッグストアが安いが「安すぎる米」に注意!
お米を買うならどこが安いのか調べて、実際に安いお米を買って食べました。
値段の安いお米は複数米がほとんどで、ブレンドするお米の状況によって美味しさが変わってきます。
激安の値段で売っていた複数枚を買ったところ、食感はボソボソとしていてやや臭うお米に当たりました。
安いけど美味しくないお米は家族にも不評で、物価高騰中だから我慢して10キロを食べ尽くさなないといけませんが、みんな思うように食べてくれず…。
捨てるのはもったいないので、家族みんなが美味しく食べられるようにアレンジしました。
業務スーパーのチルドおかずで炊き込みご飯
業務スーパーといえば、パックからそのまま出して食べられるテーブル直行便というおかずがあります。
・れんこんきんぴら
・きんぴらごぼうごぼう
・たけのこ土佐煮
・ひじき炒め煮
・野菜炊合せなど
我が家はこのおかずをよく買っているのですが、どの商品も味が濃くてしっかりした味付け。そして、煮汁が結構入っているので、業務スーパーのお米が苦手と感じたときに炊き込みご飯の具材として利用しています。
作り方はとても簡単です。
①業務スーパーのおかずを1袋お米へ入れる
②炊飯器でお米を炊く
③めんつゆで味を調節
おかず1袋で2~3合がちょうどよく、炊飯ボタンを押す前に顆粒だしを小さじ1杯入れると、味にしまりが出て美味しいですよ。
炊き込みご飯の素を使う
業務スーパーには、炊き込みご飯の素という商品が売られています。
・鶏五目
・牛ごぼう
・ひじきなど
素なので、お米に炊き込みご飯の素を入れて炊飯ボタンを押すだけでOKです。
調理に必要な出汁や具材がすべて含まれているので、とても楽ですよ。
1回に2合の炊き込みごはんが作れ、素の値段は1袋200円以下なのでリーズナブルです。
簡単カオマンガイ
人気のタイ料理「カオマンガイ」は、一見難しそうですが、炊飯器ひとつで作れます。
①お米2合にめんつゆ大さじ2杯くらい入れる
②水を2合分入れて、鶏肉1枚をお米の上に乗せる
③炊飯器のボタンを押す
カオマンガイの誰はナンプラーやオイスターソースなどを混ぜ合わせて作りますが、面倒なのでめんつゆ1本で和風な味にアレンジしています。
鶏肉の脂が業務スーパーの安いお米をコーティングしてくれるおかげか、翌日になってもボソボソ感がなくて美味しいですよ。
お米が安いスーパーを探そう
住んでいる場所によって開店しているスーパーが違うので、どこのお米が安いと言い切れません。
スーパーによって、お米の特売やお米に使えるクーポンを発行しているので、お得な方法を組み合わせて買ってみてくださいね。