毎日の食事に欠かせないお米。家族が多いと米10キロの消費量が早く、我が家では日々安い所を探しています。
「お米が安い所はどこ?」
「お米を安く買う方法はない?」
頭の中は、いつもこのような悩みばかり。
そこで今回は、お米を買うならどこが安いのか。少しでもお米を安く買う方法についてまとめました。
お米を買うならどこが安い?
さまざまな場所でお米を買ってきましたが、お米の値段って時期によって違います。
一番お米が安い所の順で、どこがおすすめなのか紹介します。
・ディスカウントショップ
・ドラッグストア
・スーパー
・農家(直接購入)
・ネット通販
・お米屋さん
・農協
詳しくメリットやデメリットをチェックしていきましょう。
ディスカウントショップ
我が家がよくお米を買うのは、ディスカウントショップです。
ディスカウントショップとは、食品や衣料品、家電用品、おもちゃなどを取り扱うお店です。ドン・キホーテやジェーソン、ロヂャースなどです。
今年に入ってから(2024年)、ブランド米(単一複数米)を税込み3,000円で買いました!
メリット | ・スーパーより2~300円安い ・米の状態を確認できる ・自社ポイントでお得に買える |
デメリット | ・お米の銘柄が少ない ・安いお米に出会える確率は低い |
ディスカウントショップは、一度に大量のお米を仕入れているため、他店に比べて安く販売できるようです。
ただし、毎回ディスカウントショップが安いお米を販売しているわけではありません。
日によってスーパーと同じくらいの価格もあり、破格の値段で買うには行く頻度や情報収集が必要です。
ドラッグストア
よく行くドラッグストアはお米の特売日が多く、さらにポイント給付やクーポン発行などでお得に買えます。
特売日やクーポンがないと、スーパーよりお米の値段は高めです。
メリット | ・スーパーより1~200円安い ・地元ブランド米が安い ・クーポンやポイント付与率が高い |
デメリット | ・特売日以外は割高 |
私がいつも利用しているドラッグストアは「ウェルシア」です。
ウェルシアは毎月20日に200ポイント以上のTポイントで、1.5倍の買い物ができます。もちろん、お米もOK!
Tポイント1,000Pで、1,500円分の買い物ができます。500円分、安くお米が買える計算です。
20日以外でも、ウェルシアは「Tポイント+WAON POINT」がダブルで貯まるので、お得な買い物ができますよ。
たまに10%OFFクーポンが発行されるので、さまざまななサービスが組み合わさる日は最強です。
スーパー
スーパーによりますが、たまに特売日や理由はわかりませんが、他店より1~200円安くお米を販売していることがあります。
我が家で過去一、お米を安く買えた値段は「2,680円」です。
詳しい内容は、下記のページで紹介しています。
メリット | ・特売日はお米が安い ・スーパーによって配送サービスがある ・自社ポイント倍増ならお得 |
デメリット | ・特売日以外は割高 ・スーパーによって銘柄の数が変わる |
住むエリアのスーパーによって、値段の相場や取り扱う銘柄が違います。一番安いお米はどれくらいか、把握しておいてくださいね。
農家(直接購入)
もし親戚や友人、知り合いに米農家さんが居るなら、直接お米を買うのがおすすめです。
祖父が米農家だった頃、我が家は30キロ5,000円くらいで買っていました。今から2~30年前の話なので、今はお米の値段がアップしています。
家族割引で安くお米を売ってくれたのかもしれませんが、それでも農家から直接お米を買うのは、どの方法よりも相場が安いです。
農家から直接コメ買うと30kgで7000円とか普通だからね。
— 小松拓也 (@t_shataro) March 7, 2024
しかも一等米のコシヒカリ。
#so954 #生活は踊る
メリット | ・新米を格安で買える ・生産者の顔が見えて安心 ・農家からのおまけを頂ける(野菜など) |
デメリット | ・直接お米を買える農家を探す必要あり ・農薬使用や保存状態は農家による ・不作だとお米の値段が高まる |
米農家から直接買った精米したてのお米は、ふっくらツヤツヤで、おかずがなくても茶碗1杯食べられる美味しさです。
もちろん、お店で買うお米の食味もいいのですが、やっぱり産地直送っていいですね。
米農家から直接買うには、知り合いのツテや近所の農家に声がけなど、アプローチが必要です。
ネット通販
タイムセールやクーポン券など、お得なサービスをよく実施しているネット通販は、タイミング次第でお米を安く買うことができます。
タイムセールでお米30キロを買ったことがあります!10キロ3,000円、キロに換算すると安かったです。
メリット | ・さまざまな銘柄を買える ・キロあたりの値段が安い ・玄関先まで配達してくれる |
デメリット | ・安く買えるお米を探す必要あり ・ショップによって送料がかかる |
ネット通販でお米を買うなら、全体的に値段が安い所やポイントが貯まる大手がおすすめです。
・Amazon・楽天市場
・ヤフーショッピング
いつも利用しているネット通販でお米を買うことで、ポイントが効率よく貯まるのでお得ですよ。
お米屋さん
昔はお米といえばお米屋さんで買うのが一般的でした。現在、お米屋さんの店舗数は減少していますが、探すとあります。
前にお米屋さんから特売のチラシがポストインされました。銘柄指定でしたが、スーパーよりも安く「お得だな」と思ったことがあります。
メリット | ・さまざまな銘柄を選べる ・お米の雑学を学べる ・定期宅配などサービスがある |
デメリット | ・お米屋さんの数が少ない ・スーパーなどに比べると割高 |
不定期ですがお米屋さんでは特売をおこなっているので、通常よりも安い値段で買えますよ。
ほとんどのお米屋さんが昔ながらの店舗なので、「入ったら買わないとダメ」な雰囲気ですよね。
お米専門店だから買える銘柄もあるので、買う買わない関係なく、どんなお米が売られているのか覗いてみるのもおすすめですよ。
農協
よく我が家は近くの農協で、野菜や果物を買いに行きます。農協には農家さんから仕入れたお米も販売していて、珍しいお米を安い値段で販売しています。
メリット | ・見かけない銘柄に出会える ・農家直送だからお米が美味しい ・地産地消に貢献できる |
デメリット | ・玄米で販売しているケースが多い ・スーパーに比べると割高 |
農協は地元産の美味しいお米や野菜などを買えるお店。
私が利用している農協は人気が高く、基本的に午後にはほとんどの商品が売り切れています。
農家さんが時間差で出荷してくれますが、休日は閉店まで絶えず来店してくるので、安いお米はほぼ売り切れています。
今すぐできる!お米を安く買う方法
少しでもお米を安く買うなら、次の方法を参考にしてください。
・お米の値段が安い玄米を買う
・米10キロ1万円のふるさと納税
・特典やキャンペーンを活用する
・農家から規格外のお米を買う
・農家が保有する古米を買う
・ブレンド米(複数原料米)を選ぶ
・ネット通販で未検査米を買う
・お米の量を決める
それぞれの方法を詳しくお伝えします。
お米の値段が安い玄米を買う
一番お米を安く買う方法は「玄米」を選ぶことです。
玄米とは、稲の実を覆うもみ殻だけを取った状態をいいます。糠や胚芽は残ったままなので、いつものように洗って炊いても、あまり美味しくありません。
白米として食べるには、精米が必要です。
・コイン精米機を利用
・精米機を買う
・瓶とすりこぎ棒を使い自分で精米
精米するまでに時間とお金はかかりますが、精米後の白米を買うよりもお米の値段は安いです。
しかも、精米後のお米はとても美味しいので、安くて美味しいお米を食べたい人にはピッタリですよ。
米10キロ1万円のふるさと納税
お米を返礼品としている自治体に、ふるさと納税をすることでお米を安く買えます。
故郷納税は実質の自己負担は2,000円です。節税などで利用する人が多く、活用すると所得税や住民税を控除できるので、負担額を抑えられますよ。
1万円でお米10キロ以上の返礼品を用意している自治体もあります。
ふるさと納税をするときは、通販サイトのポイントアップキャンペーン中や貯まったポイントを活用することで、よりお得になります。
初めてだと少し勉強が必要ですが、ネットでたくさんの人が情報共有しているので、すぐに仕組みを理解できますよ。
特典やキャンペーンを活用する
1円でもお米を安く買いたいなら、買い物をするお店の特典やキャンペーン、割引サービス情報を確認しましょう。
お店によって開催日は違い、また特典内容もさまざまあります。
いつも利用するお店の特典を比較して、一番お米が安い所を探してみてくださいね。
農家から規格外のお米を買う
農家さんにお願いして、出荷できない規格外のお米を直接買えないか聞いてみましょう。
規格外のお米とは、規定よりも米粒の大きさが小さい、ヒビや変色が多いなどB級と呼ばれる品質のものです。
味は一等米と変わらないのに、規格に沿っていないことから、市場や農協に売ることができません。
農家さんは自分たちで消費したり、知り合いに安く譲ったりするケースが多いので、お米を買えないか交渉してみるのも方法のひとつです。
農家が保有する古米を買う
農家さんによって、古米を保有している場合があります。
古米とは、昨年以降に収穫したお米です。規格外など、さまざまな理由で出荷できず、農家さん独自で保存しています。
新米が出回ると、古米を欲しがる人が減ってしまい、農家さん自身も食べきれず処分や肥料にする場合があります。安く買うこともできるので、農家さんと出会える状況なら相談してみてくださいね。
ブレンド米(複数原料米)を選ぶ
お米を安く買うなら、どこか安いか探すよりも「ブレンド米」を選んだ方が早いです。
ブレンド米とは、産地や産年、銘柄が違う2つ以上のお米を混ぜ合わせたものです。
ブレンド米って美味しくないイメージですが、実際の所、商品によります。
あきたこまちブレンドを食べたことがありますが、ふっくらとしていて美味しかったですよ。
新米と古米のブレンドや、ブランド米とブランド米などさまざまあるので、安いお米を食べ比べてみて、自分に合った食味の商品を探すのもいいですね。
ネット通販で未検査米を買う
お米の検査をしていない未検査米は、一般的なお米よりも安く買えます。
未検査米はネット通販などで購入でき、販売に関する規制はありません。
「未検査米って品質に問題ないの?」と不安に思いますが、自宅用なら充分なお米です。
・検査場が指定する袋にお米を入れなかった
・必要書類を準備できなかったなど
検査を受けるための準備が不十分だったお米なので、品質には大きな問題はないです。
お米の量を決める
お米を安く買う方法として、消費量に合わせて選ぶのもおすすめです。
値段だけでいうと、お米は少量よりも大容量の方が安い所が多いです。
お米は「2キロ→5キロ→10キロ→30キロ」の順で安く買えます。
少食や自炊をあまりしない一人暮らしなら、10キロのお米は2ヶ月近くかかるでしょう。
お米って生きているので、保存状態によっては米虫が湧くなど品質が落ちるので、2キロや5キロの方が安いです。
逆に毎日自炊をする5人家族なら、10キロより30キロの方が安く買えるでしょう。
せっかくお米を安く買っても、処分しないといけない状況になってしまうと損します。
お米を安く買うときの注意点
お米を安い所を見つけたとき、衝動買いだけには気をつけてください!
・お米の値段は味に比例する
・ネット通販は送料に気をつける
・お米の大量買いは保存方法に注意
それぞれの注意点を詳しくお伝えします。
お米の値段は味に比例する
お米が安いというこは、なにか理由があります。
・昨年以降の古米
・複数の銘柄を混ぜたブレンド米
・大量に仕入れてしまった など
もし、大量に仕入れてしまったために安くお米を販売しているなら、銘柄や状態によりますが即買いしても後悔しないでしょう。
古米や古古米、ブレンド米の場合、お米の値段は味に比例するので気をつけてください。
状態によっては、「炊きたて後のニオイが気になる」「お米の食味がボソボソする」など、美味しさを感じないお米があります。
ネット通販は送料に気をつける
ネット通販でお米を安く買おうとしている人は、送料に気をつけてください!
基本的に、ネット通販の値段は「商品代+配送料」です。
例えば、ブランド米が10キロ3,600円だったとしても、送料で1,000円プラスかかる可能性があります。
送料は重さや配送する距離などで変わってくるので、お米の送料は高めです。
ネット通販でお米を買うときは、トータル料金で比較してくださいね。
お米の大量買いは保存方法に注意
お米を大量に買うほど、キロあたりの値段が安いのでおすすめ!
でも、一度に購入した大量のお米は早めに切らないと、食味に影響します。
・米虫が発生する
・カビが生える
・生米が臭うなど
できれば、お米を購入してから1ヶ月位内に食べるのがベストです。
精米したお米は品質がどんどん落ちていくので、まとめ買いするなら玄米がおすすめですよ。
お米を保存するときは、直射日光が当たらない涼しい場所。高温多湿のない場所を選んでくださいね。
特典やサービスを活用してお米が安い所を見つけよう
お米を買うなら、特典やサービス、大量仕入れなどで値段が安いところがおすすめです。
ネット通販は全国の銘柄のお米を検索できますが、送料負担などもあるので気をつけてくださいね。