今日、お米が安いスーパーを探すとき、こんな悩みがありませんか?
「もっとスーパーでお米を安く買う方法はない?」
「お米の広告って相場より本当に安いの?」
スーパーのお米の値段って、日々変動するので安いのかわかりづらいですよね。
そこで今回は、お米が安いスーパーは、相場よりも本当にお得なのか。今日からできるお米を安く買う方法などをお伝えします。
【相場】安いお米の値段はいくら?
今日スーパーで見たお米の値段が安いのか、判断するために値段の相場をまとめました。
A店 | B店 | 相場 | |
コシヒカリ | 3,893円 | 3,548円 | 3,821円 |
ひとめぼれ | 3,747円 | 3,548円 | 3,648円 |
地元産ブランド米 | 3,542円 | 3,510円 | 3,526円 |
ブレンド米 | 2,646円 | 2,898円 | 2,772円 |
実際に近所のスーパーを回ってお米の値段を見てきました。
スーパーによって販売する品種が違うので、しっかり比較するために同じ種類と銘柄だけの相場を計算しています。
米5キロの相場は、次の通りです。
お米の銘柄 | 値段(税込み) |
新潟県産コシヒカリ | 2,430円 |
北海道産ななつぼし | 2,430円 |
秋田県産あきたこまち | 2,257円 |
宮城県産ひとめぼれ | 2,538円 |
北海道産ゆめぴりか | 2,360円 |
国産ブレンド米 | 2,041円 |
私が見てきたスーパーですが、5キロの米の種類が少なく、相場を割り出すことが難しかったです。
銘柄問わずになってしまいますが、米5kgの相場は「2,342円」でした。
今日お米が安いスーパーを調査!
今日、お米が安いスーパーはどこなのか。スーパーで配布しているチラシやネット広告をチェックしてみました。
5キロ | 10キロ | |
つや姫(A店) | 2,138円 | - |
つや姫(B店) | 2,571円 | - |
コシヒカリ | 2,430円 | 3,548円 |
あきたこまち | 1,815円 | 3,543円 |
地元産ブランド米A | 1,814円 | 3,542円 |
地元産ブランド米B | - | 3,726円 |
米5kgの相場:2,342円
米10kgの相場:3,442円
米10キロの相場は、ブレンド米も含まれています。ブランド米だけの相場は「3,567円」です。
スーパーに限らずお米の値段は、産地やブランドによって変わってきます。
例えば、同じコシヒカリでも新潟産が一番高く、地元産のコシヒカリは安い可能性があります。
特Aを獲得した銘柄はどのスーパーでも高く、今日だけ安いということはありませんでした。
今日お米が安いのはスーパー?ネット通販?
今日お米が安いのはスーパーだけではなく、ネット通販も要チェックです!
何度か注文しましたが、スーパーよりネット通販の方が安いことがありました。
そこで今日は、スーパーとネット通販のどっちのお米が安いのか、値段を比較してみました。
スーパー(5キロ/10キロ) | ネット通販(5キロ/10キロ) | |
つや姫 | 2,138円/- | 2,580円/4,380円 |
コシヒカリ | 2,430円/3,548円 | 2,100円/3,980円 |
あきたこまち | 1,815円/3,543円 | 2,350円/4,180円 |
地元産ブランド米 | 1,814円/3,542円 | 2,799円/4,598円 |
ブランド米だけを、スーパーとネット通販で比較したところ、スーパーの方が安いことがわかりました。
今回お米の値段を調査したネット通販は、楽天市場です。検索方法によっては、もっと安いお米を見つけることができます。
今日、お米が安いのはスーパーでしたが、明日はネット通販の方が安い可能性があります。日によって違うので、値段のチェックをしてみてくださいね。
今日できる!お米を安く買う方法
今日、どのスーパーでお米が安いのか。見つけ方と広告よりも安くお米を買う方法をお伝えします。
お米の種類や銘柄を変える
スーパーのお米を見るとわかりますが、お米の種類や銘柄によって、値段が大きく変わってきます。
お米の種類なら、ブランド米(単一原料米)よりブレンド米(複数原料米)の方が安いです。
単一原料米 | ・産地や産年、品種がひとつのお米 ・産地や産年、品種が証明された玄米1種類だけ使用 |
複数原料米 | ・産地や品種が2つ以上ブレンド ・ブレンド米やミックス米、混合米、複数米などとも呼ぶ |
ブレンド米は商品によって違うので、例えばブレンドする銘柄が不明な商品よりも、「あきたこまち×他の銘柄」の方が美味しかったです。
そして、お米ランクの高い銘柄ほど、値段が高いです。
ランク | 特徴 |
特A | 基準米より一番良好 |
A | 基準米より良好 |
A’ | 基準米 |
B | 基準米よりやや劣る |
B’ | 基準米より劣る |
今日見てきたスーパーのお米は、特Aと記載した銘柄はありましたが、A’やB’といったランクが記された部分は見つけられませんでした。
よく考えると、「食味ランクがBランク以下」と記載してあるお米は、ちょっと購入しづらいですよね。
食味ランキングは産年によって変わるので、お米のランクがわからないときは、値段で判断するしかありません。
なので、今日お米が安いスーパーを見つけたいなら、ブレンド米や食味ランキングが低い(値段が安い)商品を選びましょう。
玄米ではなく精米を買う
今日、スーパーで安いお米はないか探すなら、玄米ではなく精米がおすすめです。
よく「精米より玄米の方が安い」「農家から玄米を買った方が安い」と聞きますが、実際は、『精米の方が安い』というデータがあります。
キロに換算すると、相場は次の通りです。
精米:400~500円
玄米:600円~1,000円
実際にスーパーで安い米を探してみると、玄米より精米(白米)の方が値段が安いことがわかります。
玄米が高い理由は、キレイな状態の玄米として販売するために、青米や籾米といったお米を取り除く手間がかかるからです。
農家が直接消費者へ販売する玄米は、精米する前提で提供しているので、青米や籾米などが紛れています。青米や籾米は精米するとキレイな白米になるので、紛れていても問題ありません。
しかし、スーパーで売る玄米は、そのまま食べることを前提にしているので、どうしてもコストがかかってしまうのです。
古米や未検査米を選ぶ
スーパーでお米を買うなら、新米より「古米や未検査米」を選んだ方が安いです。
古米とは、新米の前年度以降に出荷したお米です。
JAS法では、新米を「収穫した年(12月31日)までに精米や袋詰したもの」としています。
「2024年新米」なら、古米と呼ばれるのは2023年以前のお米です。新米から2年以上たつと「古古い米」と呼ばれ、経過年数によって古いという文字が増えます。
未検査米とは、農産物検査を受けなかったお米です。
お米の検査をするには、指定袋に入れたり書類を提出したりと、一定条件が必要です。
こういった条件をひとつでもクリアできなければ検査ができず、未検査米として残ってしまうケースがあります。
古米と未検査米は新米に比べると料金が安いのは、こういった違いが関係しているからなのです。
特典やクーポンをチェック
今日お米を買おうとしているスーパーに行く前に、特典やクーポンをチェックしましょう。
・ポイント◯倍
・クーポンでお米10%OFF
など、スーパーによってさまざまなキャンペーンを実施しています。
通常の値段で買うよりも断然お得なので、買い物する前に情報をチェックしてくださいね。
狙い目は新米が出る前月
お米が安くなる時期は、新米がで始める前「8月~9月」が一番安いです。
スーパーのお米の値段を見ていると、季節によって安い高いと差があります。
地域によりますが、一般的にお米の収穫時期は9月~10月頃です。収穫後、検査を終えると新米としてスーパーに流通するので、10月下旬あたりからお米の値段が一気に跳ね上がるケースが多いです。
新米の発売と同時に、古米を売り切るために安い値段で販売するので、古米でも問題ない人は、10月~11月あたりは要チェックですよ。
注意!今日お米が安いスーパーの見落とし
お米が安いスーパーに今日行こうとしている人は、次の注意点に気をつけてください!
値段だけ気にした結果、逆に高い会計になる可能性もありますよ。
安い米を求めてスーパーをはしご
特売を求めてスーパーをはしごすることを節約と思っていましたが、経験上、ガソリン代と時間の無駄だということがわかりました。
・車や交通機関を利用しない
・時間はいくらでも余っている
そんな人なら、スーパーのはしごをやめることをおすすめしません。
スーパーのお米の値段って、違うとしてもせいぜい100円~200円です。
たった200円の差でガソリン代をかけるなら、一箇所で買い物した方が安上がりです。
特売目当てなのに、気づけばカゴいっぱいの買い物をしていることも多いので、状況に合わせてくださいね。
5キロより10キロの方が安い
基本的に、スーパーのお米はまとめ買いした方が安いです。
2キロより5キロ、5キロより10キロというお米です。
一人暮らしや少食の家族なら、10キロのお米を消費するまで時間がかかってしまうのでおすすめしません。
我が家は食べ盛りの子供たち3人がいる5人家族なので、10キロのお米は2週間ちょっとでなくなります。
お米は生物なので、長く保存すると状態によってカビや虫がわくので気をつけてくださいね。
現金以外で買うと安い
今日お米が安いスーパーを探すよりも、還元率の高い電子マネーやお得なお米券などを利用した方が効率的です。
例えば、導入するスーパーが多い「PayPay」。通常利用でもポイント還元率は0.5%ですが、あと払いにすると1%。さらに、一定の条件クリアで+0.5%になるので、組み合わせ次第でポイントが1.5%付与されます。
また、1枚500円のお米券は、1枚440円の金券として利用できます。
つまり、金券ショップなどで440円以下でお米券を購入できると、お得にお米を買えるんです。スーパーの多くはお米券を利用できるので、見つけたときはラッキーですよ。
いずれも微々たる金額ですが、何件もスーパーをはしごしたり現金払いしたりするよりも、安くお米が買えます。
今日お米が安いスーパーは日によって違う!
スーパーで販売しているお米の値段は、日々変動しています。
今日安くても「明日は300円も高い!」ということもあるでしょう。
少しでも安くお米を買いたいなら、まとめ買いや電子マネーなど買い方を変えてみてくださいね。