女性が60歳になっても働ける仕事はあるのか、悩んでいませんか?
女性が60歳から稼げる仕事ってある?
現在、どの業界も人手不足なので、60歳過ぎの女性でも働ける仕事はたくさんあります!
とはいえ、すべての職種で60過ぎてもできるわけではありません。
今回は、女性が60歳過ぎてからの仕事はどういった内容があるのかについて、詳しくお伝えします。
女性におすすめ!60過ぎてもできる仕事
アルバイトやパート経験や無資格の女性で60過ぎても、できる仕事はたくさんあります。
スーパーやコンビニなどのレジの店員さんも、最近は60歳過ぎのシニア層が増えているお店が多いです。
女性が60歳過ぎてから仕事を始める理由の中には、「夫が定年退職して一緒に居たくない」という人もいます。
女性が60歳から仕事をするなら、次のような内容がおすすめです。
・体力消耗が激しくない
・難しい仕事内容ではない
・経験を活かせる
・やりがいがあるなど
女性が60過ぎてもできる仕事をお伝えします。
事務作業
60歳過ぎの女性に人気なのが、事務作業です。
事務作業といっても、仕事内容はさまざまあります。
・書類作成
・請求書の発行
・伝票処理などの経理
・従業員の給与計算
・パソコンでデータ入力
・電話対応
・来客の応接
・コピー
・買い物
・職場内の清掃など
今まで事務職をしてきた女性なら、どんな内容かある程度把握できるでしょう。
しかし、会社によって仕事内容は違うので「え!こんなことまでするの?」というような場合もあります。
また、最近はパソコンで事務作業をする会社がほとんどなので、最低限「WordやExcel」を使えないと採用は難しいです。
コールセンター
コールセンターの仕事は、基本的に椅子に座った状態で電話対応をするので、60歳過ぎの女性でも働けます。
具体的に、コールセンターでは次のような仕事をします。
・質問への受け答え
・アポイント確保
・サンプリング送付の有無
・商品販売の営業など
コールセンターは大きく分けて2パターンあります。
・かかってきた電話を受け取る
・こちらから電話をかける
仕事内容は会社によって違うのですが、多くはアルバイトや派遣による契約です。
簡単そうに見える仕事内容ですが、実際は質問の受け答え方や話し方など決まりがあります。
多くの会社では、デスクに付く前に研修やマニュアル確認などを実施するので、60代で始めてコールセンターの職種に就いても問題ないでしょう。
清掃業
一人で施設内の掃除をする仕事は、60歳からの女性に人気です。
商業施設や飲食店、クリニック、ビルなど掃除を必要とする場所はたくさんあり、全国手に清掃業の求人募集は増えています。
清掃業はさまざまな箇所をキレイにします。
・シンク
・トイレ内
・フロア内
・玄関
・外観
よく、ショッピングモールなどで台車に掃除道具一式を積み、トイレや床掃除をする人を見かけませんか?
就業時間内に施設全体の掃除をして、みんながキレイに利用できるように整えるのが仕事です。
仕事内容は「掃除をする」なので、細かいルールやマニュアルはほとんどありません。体力も必要としないので、60歳以降のシニア世代に人気ですよ。
マンション管理員
マンションの住人が快適に暮らせるようにサポートするのが、マンション管理員の仕事です。
募集内容を見ても、60歳からの仕事として積極採用しているケースが多く、シニア世代の需要性が高いと言えるでしょう。
具体的な仕事内容は、次のようなことをします。
・エントランスの掃除
・来客の対応
・共有部分の酒膳や点検
・工事の立会
・住居者の困りごとの対応など
管理会社や分譲マンションなどによって仕事内容は違いますが、基本的に上記のようなことをします。
よくネットでは「暇過ぎる」や「住民からのクレームが酷い」などの口コミを見かけますが、実際は仕事をするマンションによって変わってきます。
中には、ほとんど仕事することがなく、一日を持て余すほど暇なケースもあるでしょう。
お世話をすることが好きな女性や、何かしてあげたいと思う女性におすすめの職種です。
農業・漁業の補助
農業や漁業のサポート役は、アクティブに動きたい60歳からの女性におすすめの仕事です。
農業の仕事内容は収穫メインが多く、作物によりますが春から秋にかけての募集が多いです。
漁業は年間を通して募集するケースが多く、働くエリアによって寒暖差が激しいので女性にとって厳しい場合があります。
スーパーのレジ
60過ぎてもできる仕事として、女性に人気なのがスーパーのレジです。
天候に左右されない屋内での仕事、さらに仕事内容も難しくはなく、あまり体力を必要としません。
そのため、スーパーのレジで働く女性は60歳過ぎも多く、人手不足から採用されやすい職種の一つです。
給食の調理員
調理が好きな女性におすすめなのが、給食の調理員です。
調理師免許の資格がなくても、食材のカットや仕込みなどできる作業がたくさんあります。
仕事場は小中学校の給食を作る工場のほか、保育園や幼稚園、老人ホームなど多岐に渡ります。
一度にたくさんの量を作るので、一定の力を必要としますが、60歳になっても働ける仕事ですよ。
女性が60歳から稼げる仕事とは
もし資格があるなら、60歳から稼げる仕事はたくさんあります。
・看護師
・保育士
・調理師
・衛生士
・講師
・保健福祉士
・図書館司書
・助産師
・介護師
例えば、看護師や助産師、介護師など福祉関係の仕事は、全国的に深刻な人手不足が問題視されています。
そのため、求人情報を見ても年齢不問で募集している会社が多いです。60過ぎてもできる仕事なので、今までの経験を活かした勤務ができますよ。
定年なし!60歳になっても働ける仕事
多くの会社は、60歳を定年として65歳まで再雇用としています。
しかし、最近は働き方改革により、定年を定めずに働ける会社が増えています。
・マクドナルド
・モスバーガー
・大手コンビニチェーン店(ローソン、セブンイレブンなど)
富山県高岡市のマクドナルドでは、95歳になる男性クルーが在籍していることで話題になりました。
一日6時間、週4日の勤務を現役でしているのには驚きですよね。
「もう60歳だし働けない」ではなく、『まだ60歳!まだまだ仕事ができる』という気持ちでいるとが大切です。
積極的な人材はどの企業も求めているので、60歳になっても働ける仕事は女性でもたくさんあります。
60歳過ぎてからの働き方は4つある!
60歳過ぎてからの働き方は、4つあります。
・正社員
・アルバイト/パート
・派遣社員
・フリーランス
60過ぎてから正社員として採用されるには、職人技や資格など戦力となる人材が必要でしょう。
多くの場合、勤めていた会社の定年を迎え、60歳から再雇用として正社員で働いています。
60歳過ぎてから女性が働く場合、アルバイトやパート、派遣社員、フリーランス(請負契約)などが多いでしょう。
働き方の種類によって給与面や勤務時間など違うので、仕事を探すときは勤務形態について確認するのもポイントですよ。
60歳からの仕事を女性におすすめする理由
女性が60歳からの仕事をするおすすめの理由は、次の3つです。
・経験が豊富
・優れたコミュニケーション力
・時間に融通が聞く
何度も転職してきた経験があっても、半生を専業主婦として過ごして来ても、今までの経験を活かせる仕事はたくさんあります。
求人募集は、職種によって求める能力は違います。
例えば、コールセンターであればコミュニケーション力を重視しますが、給食の調理員であればある程度の料理経験者を求めます。
60歳という年齢を気にするよりも、「どんな仕事をするのか」という部分に注目して、女性でもできる求人募集を見つけてみてくださいね。
女性が60歳からの仕事をする注意点
60過ぎの女性が仕事をするときは、次のポイントに気をつけましょう。
年金受給について確認
ここ最近、年金支給に関する法律が改編されて、現在は65歳以上から受給できます。
また、繰り上げ受給の申込みをすると60歳から受給できますが、年金を受給する年齢によって金額が変わってくるので気をつけましょう。
基本的に、繰り上げ受給より繰り下げした方が、毎月受け取れる年金額は高まります。
そのため、繰り下げられる70歳まではたくさん働いて、70歳過ぎたら年金だけで生活する女性もいます。
受け取れる年金額によっては、働いた給与と年金で生活が必要になるので、収入や貯蓄などの計画はしっかりしましょう。
面接時は要注意
女性が60過ぎてから仕事をするときは、面接時の対応に気をつけましょう。
・言葉の使い方
・一般的な面接マナー
・服装は基本的にスーツ
どんなに経験やスキルが合っても面接時に伝えなければ、意味がありません。
「履歴書を見ればわかるだろう」という考えではなく、戦力になれるような部分はしっかりアピールして、若い子たちには負けない強みを強調してください。
また、面接官は自分よりも年下の可能性も多いのですが、くれぐれもタメ口や上から目線のような言動だけは避けましょう。
女性が60過ぎてもできる仕事はたくさんある!
どの職種も人材不足が続いています。
いつも行くスーパーやドラッグストアなど、求人募集の張り紙をしていませんか?
最近は60過ぎてもできる仕事が多く、女性が働ける会社が増えています。
60歳という年齢でもまだまだ稼げる仕事はたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。