昔の人がよくいう産後にやってはいけないこと。
・水仕事をしてはいけない
・産後一ヶ月間は床上げNG
・産後一ヶ月間外に行くの禁止など
私も母親から「産後は布団の上で黙って育児だけしていればいい」といわれました。
昔の人がいう言葉、果たして本当なのでしょうか。実際に産後にやってはいけないと思ったことを、自信の身に起きた体験談と一緒にお伝えします。
産後にやってはいけないこと~その後、どうなったのか~
3回の出産を経て、産後にやってはいけないと思ったことを、ダメな理由と一緒にお伝えします。
スマホやパソコンを見る
育児の合間に、スマホやパソコンを見ること。産後はおすすめしません。
スキマ時間やちょっとした調べ毎をするためにスマホを見たところ、目がチカチカして、最終的に頭痛が起こりました。
偏頭痛のような痛みで、寝ると良くなりますが「産後すぐはスマホを見るもんじゃない!」と思いました。
どうやら画面に近づいてみたり、小さな文字を読むのは、産後に良くないらしいです。
寝不足続きの生活
産後は夜泣きや夜間の授乳など慣れない育児、家族の心配事などで一日はあっという間です。
寝不足が続くと頭がぼーっとして思考回路が停止。
何をするべきか、やってはいけないことなのか、まったく分からない日がありました。
基本的に産後1ヶ月間は、赤ちゃんと同じ睡眠スタイルがおすすめです。
赤ちゃんが寝たら一緒に添い寝。起きたら活動する繰り返しです。
短時間で家事をすべてを終える
三人目の産後は里帰りせず、夫と協力して産後の生活を過ごしました。
ある日、気分も体の調子もいいからと、出産前のように洗濯やトイレ掃除、茶碗洗など一連の家事を短時間で仕上げました。
その数分後、体が重く倦怠感のようなダルさを実感。
少しの家事なら産後にやってもいいらしいけど、短時間で家中の掃除をするのはダメだったようです。
その時は動けても、家事をすべて終えた後はしんどい時間が待っているのでおすすめしません。
誰にも頼らず1人で育児をする
一人目出産後、なぜか「自分ですべてできる!やれる!」と、変な自信が沸き起こりました。
誰にも頼らず1人で沐浴やミルク作り、おむつ交換などをこなした結果、ものすごい疲労感へ…。
しばらく横になったまま動けませんでした。
産後はママにしかできないこと、例えば「授乳」以外は誰かの力を借りることも大切です。
あぐらや足組みをする
産後は骨盤が歪むから、無理な体制にならないことと母親学級で教わりました。
それなのに楽だからという理由で、あぐらや足組みをした結果…
骨盤がガタガタと骨が外れるような傷みをたまに感じました。
一ヶ月検診で医師に相談したところ、やはり産後はあぐらや足組は避けた方がいいようです。
長時間の買い物・ドライブ
産後に買い物やドライブってストレス解消になりそうですが、実際は逆です。
たった30分の買い物でも、結構な体力を使います。
初めは楽しいのですが、立っているのが辛くなり「座りたい」という状況へ。
車にただ座っているドライブは、少しすると「布団に横たわりたい」という思いが強まります。
私の場合、産後1ヶ月目の検診ですら、自宅に戻ってゆっくりしたいと思いました。
ハードな運動とダイエット
産後の体は、誰にも見られたくないほどブヨブヨしたお肉や皮が気になります。そこで始めるのが産後ダイエットです。
産後にやってはいけないこととして知られていますが、一刻も早く体型を取り戻したいという想いから、つい運動や食事制限をしてしまうんですよね。
体力が全回復しておらず、ましてや寝不足続きでメンタルも不調。そんな体にハードな運動と食事制限をすると、大きなダメージを受けます。
例えば、生理がなかなか来ない、朝起きるのが辛いなどです。
産後ダイエットは半年以降でもできるので、体調がすべて戻ってからにしてくださいね。
半身浴などの長風呂
産後、リラックスのために半身浴や湯船に浸かったところ、のぼせて倒れそうになりました。
二人目の出産後、悪露が思ったより早く止まったので湯船に浸かりましたが、やっぱりダメでした。
ポカポカと体は温まりますが、長風呂は産後にやってはいけないことだと体験してわかりました。
重い荷物を持つ・荷物の移動
絶対に産後やってはいけないことが、重い荷物を持ったり荷物を移動したりすることです。
部屋の模様替えが趣味級に好きな私は、気が向けば荷物を移動します。産後気になる配置があり、完全に荷物を持たずに引きずる形で模様替えしたところ、悪露が酷くなりました。
下腹部の鈍痛からヒドい出血、そして骨盤がグキッと外れるような痛み…。
産後は重い荷物を持つことは、絶対に避けた方がいいですよ。
産後やってはいけないことの逆!やった方がいいこととは?
産後はやってはいけないことがたくさん!やってもいいことは「赤ちゃんのお世話、寝る、食べる」ことだけです。
他人から見ると自堕落な生活ですが、産後すぐの体は今までとまったく違います。
ちょっと動いただけで疲れや冷や汗をかくこともありました。
基本的に産後は至れり尽くせりの生活です。私の産後生活で「これはやった方がいい!」と思ったことをお伝えします。
料理は惣菜や弁当を頼る
産後やってはいけないことが多いのですが、基本的に料理もほぼしない生活が続きます。
料理は家族にお願いする。または、惣菜や弁当を一時的に買って食べるのもいいですよ。
我が家は、夫が毎日3食料理するのが難しかったので、お昼だけ宅配弁当サービスを活用するといった生活にしました。
費用はかかりますが、利用するのは産後1ヶ月間だけ。冷凍弁当は食べたい時に解凍できるので、腐る心配もありませんよ。
授乳・搾乳はこまめにする
二人目出産後、母乳の量がすごくて、授乳に追いつかずよく乳腺炎になりました。
高熱と全身の骨の痛み、悪寒が続き、少し動いただけで胸が痛い。とにかく乳腺炎は辛すぎます。
乳腺炎を改善するには、溜まった母乳を絞ることですが、カチコチの胸を搾乳しようとすると激痛を伴います。
赤ちゃんがおっぱいを吸わなくても、母乳があまり出なくても乳腺炎になるので、こまめに授乳や搾乳してくださいね。
頼れる人やサービスは遠慮しない
出産は病気ではないというけど、産後はやってはいけないことが多いのが現状です。
産後の肥立ちが悪いと、安静にする期間が伸びるので、頼れる人やサービスは遠慮せず利用するのがおすすめです。
「頼るのは悪いな」や「お金がもったいない」という気持ちは忘れましょう!
産後にやってはいけないことは、ごく短い期間だけです。悪いなという気持ちは大切ですが、産後は体調回復が優先なので、遠慮は必要ないと思います。
骨盤ベルトを使う
一人目出産後、骨盤ベルトを使わず過ごしました。
若さもあったせいか、骨盤の歪みなど気にせず過ごしましたが、二人目・三人目は30歳を過ぎてからの出産だったので、ガタツキが目立ちました。
骨盤ベルトはさまざまなメーカーから販売されています。
私は産院で売っていたトコちゃんベルトを使用しました。
使い方の指導などもしてくれ、骨盤に巻くとキュッと引き締まり楽でしたよ。
産後やってはいけないこと【二人目どうする?】
産後やってはいけないことって、一人目と二人目で大きく違うことを実感しました。
簡単にいうと、一人目より二人目の方がすべて雑になることです。考え方も行動もすべてテキトーになってしまい、結果的に「なんとかなる!」と産後一ヶ月を乗り切りました。
ただ、次のことは「産後にやってはいけないな〜」と思ったことです。
上の子を後回しにする
二人目出産時、上の子は物心がついている年頃だったので、寂しい思いや嫌な気持ちにさせないようにしました。
例えば、上の子の話をやって欲しいことを無視しない。できる限り、上の子のお世話を優先するなどです。
とはいえ、上の子ばかりかまって、赤ちゃんのお世話をしないのはダメなので、バランスを見ながら過ごすことも大切です。
手抜きをしない
二人目以降の産後にやってはいけないことが「手抜きをしない」です。
真面目にすべてをこなすことは、肉体面と体力面へのダブルダメージが大きいのでおすすめしません。
家事も育児もすべて手抜き、完璧にこなそうとしないで、気を抜いて対応しないと体が持ちません!
まとめ
産後はやってはいけないことが多く、「できそう!」と思って動くと、疲労感がどっと訪れます。
できるだけ「休む」を心がけて、できないことは「なるようになる」という気持ちで過ごすと、ストレスが溜まりませんよ。頼れる人やサービスはたくさん活用して、乗り越えるのがおすすめです。
料理や買い物が大変な時期は
\宅配サービスが便利!/
✓ワタミの宅食ダイレクト
1食390円!お試しあり・都度or定期が選べる冷凍宅配弁当
✓宅配弁当Meals
初回1000円OFF!最低購入回数なし・いつでも停止OK
✓オイシックス(Oisix)
定期はお試し後に自分で契約!簡単調理「ミールキット」付きお試しセット
✓宅配健康食ウェルネスダイニング
お試し注文OK!都度or定期購入が選べる
お試し体験してから定期契約できるので、とりあえず1回だけの注文もできるサービスは便利です。