今回は「切迫早産でしてはいけない体勢」について、体験談を交えて解説します。
「切迫早産でしてはいけない体勢はある?」
「切迫早産の安静な寝方は?」
「切迫早産でしてはいけない体勢をするとどうなる?」
こんな悩みを解決できますよ。

私は切迫早産のとき、無理な体勢で過ごした結果、入院になりました。
基本的な切迫早産でしてはいけない体勢は、「お腹を圧迫しないこと」です。
具体的にどんな体勢がダメなのか、「妊婦健診で医師に聞いたこと」や「私が切迫早産で苦しかった体勢」などお伝えします。
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【基本】切迫早産でしてはいけない体勢

切迫早産でしてはいけない体勢は、次の2つです。
・お腹に力を入れる
・かがむ、伸びる体勢
基本的に「お腹を圧迫しないこと」が切迫早産でしてはいけいない体勢と覚えておきましょう。
切迫早産になったら「してはいけない体勢」に気をつけなくてはいけません。その理由は、私のように入院になる可能性があるからです!

私の通った病院では、子宮頸管の長さが3.5㎝以下になると「自宅安静」または「管理入院」が必要です。
切迫早産でしてはいけない体勢をチェックして、ストレスのかかる入院生活は、できるだけ避けましょう。
重い荷物を持つ
切迫早産でしてはいけない体勢は「重い荷物を持つ」ことです。
基本的に私の場合は、ご飯茶碗より重いものは持たないようにといわれました。
重いものといっても基準がわからず、「これくらいなら大丈夫では?」と持ってしまうこともありますよね。例えば、1.5Lのペットボトル3本入れた買い物袋など…。
買い物などで重い物を持つと腹部に力が入り、下腹部に負担がかかります。切迫早産はお腹に力を入れる体勢がNGなので気をつけましょう。
自転車に乗る
妊娠後期でも自転車に乗る妊婦さんを見かけますが、切迫早産のママは要注意です。
私は自転車どころか、車の運転も医師からNGなのでといわれました。
自転車は座って漕ぐことで進むのですが、足でペダルを踏む時に腹部に力が入るので、お腹に大きな負担がかかります。
自転車は転倒などあるので、切迫早産に限らず妊娠中はあまり乗ることをおすすめしません。
立ちっぱなし
切迫早産の状況によりますが、立つ体勢もお腹に負担がかかるのでおすすめしません。
私は子宮頸管が短くなるとの理由で、トイレ以外立つことを禁止された時期がありました。
立ちっぱなしになりやすい体勢、例えば洗濯や料理、掃除などは切迫早産と診断されたら控えた方がいいです。
医師いわく「立つ時間が長いとお腹が圧迫されて、子宮頸管が短くなりやすい」とのこと。入浴時も、湯船に浸かるのNG、シャワーは毎日NG、シャワーは最短という時期もありました。
医師の言葉を守ったおかげで、しばらく入院を免れた経験があります。
座る
切迫早産でやってはいけない体勢で意外だったのが「長時間座る」ことです。
例えば、事務作業や車・電車で長時間の移動などです。立つ姿勢と同じく、長い時間座っていることでお腹に負担がかかり、子宮頸管が短くなる可能性があるといわれました。
切迫早産で自宅安静と診断された時は、食事とトイレ以外は横になっている日々が続きます。
食事をする時も、できるだけ短時間で済ませて寝る体勢にすることで、入院せず自宅安静で過ごせましたよ。
私が切迫早産でしてはいけない体勢をした結果

切迫早産には、してはいけない体勢があるということを、私はまったく知りませんでした。

知らずにいつも通り過ごしていたところ、お腹の張りを強く感じ「絶対安静→入院生活」を経験しました。
自宅安静で過ごしたときに、お腹の張りを感じた私の体勢がこちらです。
・しばらく立って料理をした
・長時間座ってテレビを見た
・少しだけ上の子を抱っこした
・和式トイレで用を足した
・階段を登った
どれも日常的にしている行動なので、正直「たったこれだけで、お腹が張るの?」と思いました。
が、切迫早産は子宮頸管が短いということなので、座り方や寝方などしてはいけない体勢がたくさんあるのです。
私の切迫早産でしてはいけない体勢は「横に寝る」以外NG!
私は、切迫早産でしてはいけない体勢が「横に寝る」以外すべてNGでした。
寝る以外、歩くことも座ることも立っていることも、基本的にNGな生活です。

一日中寝て過ごす体勢、楽そうに見えますが、実は結構ストレスがかかります。
一日中ずっと横になる体勢で過ごすには、家事や育児を協力してくれる家族やサポーターがいなければ実現しません!

私が切迫早産で入院宣告を受けた時、入院費用が一日1万円かかるといわれました。
入院費の心配もですが、生活面でも心配事がたくさんありました。
・約2~3ヶ月は退院できない
・入院すると上の子を見守れない
・大部屋でゆっくりできない
さまざまな理由から、入院せず自宅で絶対安静したいことを医師に相談。
結果、自宅で絶対安静の許可を得ました。入院した後を考えて、我が家は宅配サービスを活用して乗り切りました。

実際に利用したところ「品質・味・サービス」クオリティーが高く、値段以上の宅配サービスでした。
・他社よりも食材の種類が多い
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・離乳食や乳児向け食品がある
・牛乳などのサブスクがお得
珍しい野菜やミールキットなどが豊富です。
オーガニックにこだわるだけあって、食材は調味料をほぼ使わなくても味が濃くて美味しかったです。
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料金は高いのですが、買い物や料理ができない時期、Oisixがとても役立ちました。
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私の切迫早産でしてはいけない体勢中の過ごし方

切迫早産でしてはいけない体勢が限られていると、一日がものすごく長く感じます。
暇な時間は、妊娠中の今しかありません!
私は、切迫早産でしてはいけない体勢で「寝る」だけで過ごしたとき、今しかできないことを思う存分しました。
ひとつめが、ドラマや映画を見ることです。

・テレビやゲーム機などで視聴OK
・DLでオフライン視聴◎
・アプリ決済など支払い豊富
1つのアカウントで、複数の端末が利用できます。
Hulu限定の作品が多いので、満足度がとても高いですよ。
・作品によって吹き替え不可
複数の端末から同時視聴ができないのがデメリット。
ただ、、ダウンロードするとオフラインで視聴できるので、切迫早産など入院中に便利です。
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切迫早産で寝たきり生活になったとき、韓国ドラマにどハマリしました。
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切迫早産はしてはいけな体勢や行動に制限がかかり、ストレスが溜まります。
ですが、今しかゆっくりした時間はないので、時間を有効活用するのもおすすめですよ。
切迫早産でしてはいけない体勢の対策

切迫早産のしてはいけない体勢、制限が多すぎて結構ツラい…。そう悩んでいる人も多いでしょう。
実際に私も「早く切迫早産が落ち着いて欲しい」と毎日のように思っていました。
ツラいと感じるのもストレスで、体には大きな負担がかかります。そんな時は無理をせず、ダメージを抑えた体勢や行動を取るのもポイントですよ。
切迫早産の座るポイント

切迫早産の座る姿勢を医師に確認
医師に聞いたところ「立つより座る、座るより寝るを基本に過ごしてください」とのことでした。
座る姿勢はリラックスできるなら決まりはなく、ソファや座椅子など背もたれ付きで体に負担のかからない方法で過ごしました。
切迫早産で安静中、座ることでお腹が張るときは、すぐ横になってくださいね。
切迫早産の体勢のポイント

切迫早産で安静のときの寝方以外はむりな体勢は禁物!
・お腹に振動が伝わる体勢
・腰に負担のかかる姿勢
・重力を感じる姿勢など
ほとんど寝て過ごすのでしてはいけない体勢になる時間はほとんどありませんが、知らないうちに体に負担がかかっていることがあります。

たとえば、切迫早産で安静にしているとき、シャワーを浴びたり上の子の育児をしたりなどです。
普段何気にしている行動は、お腹や腰などに負担をかけています。上の子の育児で困ったのが食事。ご飯作りや食べさせることで、むりな体勢を作ってしまうので大変でした
家族や両親に頼れないときは、サービスを活用して少しでも負担を減らす方法もおすすめです。
切迫早産の家事のポイント

切迫早産で安静の寝方が大切ですが、家事も考えなくてはいけません。でもしてはいけない体勢は一切しないことです。
・布団の上から上の子の保育園の準備
・掃除は一切しない
・ホコリが溜まっても知らんぷり
・紙コップや紙皿で茶碗洗いなし
上の子の育児が必要なら、切迫早産で安静中でも保育園の準備は布団の上の寝方でもできます。お手紙を読んだり、お帳面に連絡事項を書いたりなどです。

それ以外の家事は、夫に積極的に協力してもらいました。半強制です!
仕事でほとんど家に居ない夫は、普段どんな家事をしているのかはわかっていません。そこで、普段私がしている家事をメモに一覧書きしました。

・・・
無理に苦手なことをして欲しくないので、夫に完璧を求めないことにしました。
優先順位の高い家事だけをお願いして、買い物は寝方の方法で注文できるサービスを活用しました。
切迫早産でしてはいけない体勢と一緒に大切なこと

切迫早産はしてはいけない体勢のほかにも、大切なことがあります。
良かれと思った行動や体勢が、もしかすると切迫早産に影響する可能性があるので、気をつけてくださいね。
しっかり睡眠する
切迫早産の妊婦さんは、十分な睡眠をとることが大切です。睡眠不足や疲労は、免疫力の低下やストレスの増加につながり、早産のリスクを高めると考えられています。
切迫早産の妊婦さんが睡眠を十分にとるためには、以下のことに注意しましょう。
・毎日7〜8時間の睡眠時間を確保する
・就寝と起床の時間を一定にする
・寝る前にカフェインやアルコールを摂取しない
・寝る前にリラックスできる入浴や読書をする
・寝室を暗くして、静かにする
また、切迫早産の妊娠中は、以下のような理由で睡眠が妨げられやすくなります。
・頻尿
・お腹の張り
・不安やストレス
これらの原因をできるだけ取り除くことで、睡眠の質を向上させることができます。
頻尿による睡眠の分断を防ぐためには、就寝前にトイレを済ませておく、夜間トイレに行く回数を減らすために水分を控えるなどの対策が有効です。

私は、ストレス解消や日中昼寝をしないなどして、夜に集中して睡眠できるように工夫しましたよ。
不安やストレスによる睡眠の妨げを防ぐためには、リラックスできる方法を見つけて実践する、信頼できる人に相談するなどの対策が有効です。
切迫早産でしてはいけない体勢に気をつけながら、自分に合った睡眠の取り方を工夫してくださね。
食事の栄養に気をつける
切迫早産の妊婦さんは、バランスの良い食事を心がけることが大切です。栄養バランスが崩れると、免疫力の低下や胎児の発育不全につながり、早産のリスクを高めると考えられています。
切迫早産の妊婦さんが食事において気を付けるべきポイントは、以下のとおりです。
・1日3食、規則正しく食事を摂る
・主食、主菜、副菜をバランスよく組み合わせる
・野菜や果物をたっぷり食べる
・たんぱく質、鉄分、カルシウム、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取する
・塩分や糖分の摂りすぎに注意する
例えば、次のような食事です。
朝食
ご飯、味噌汁、納豆、卵、野菜
昼食
うどん、わかめと豆腐のお味噌汁、焼き魚、サラダ
夕食
ご飯、みそ汁、鶏肉の照り焼き、きのこ炒め、ほうれん草のおひたし
また、切迫早産の妊婦さんは、以下のことにも注意!
・間食はとりすぎないようにする
・カフェインやアルコールの摂取は控える
・生の魚や肉は十分に加熱してから食べる
切迫早産の妊婦さんは、医師や助産師に相談しながら、自分に合った食事内容を決めましょう。

医師から、切迫早産におすすめの栄養素を聞いたところ、次の栄養成分を教えてもらいました。
たんぱく質
たんぱく質は、胎児の成長や発育に欠かせない栄養素です。妊娠中は、1日あたり60〜80gのたんぱく質を摂取することが推奨されています。
たんぱく質を多く含む食品としては、肉、魚、卵、大豆製品などが挙げられます。
鉄分
鉄分は、赤血球の材料となる栄養素です。妊娠中は、赤血球の量が増えるため、鉄分の必要量も増加します。妊娠中は、1日あたり20〜25mgの鉄分を摂取することが推奨されています。
鉄分を多く含む食品としては、レバー、赤身の魚、ほうれん草、ひじきなどが挙げられます。
カルシウム
カルシウムは、骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。妊娠中は、赤ちゃんの骨や歯の形成にカルシウムが必要となるため、妊娠前からの十分な摂取が大切です。妊娠中は、1日あたり1000mgのカルシウムを摂取することが推奨されています。
カルシウムを多く含む食品としては、牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚、大豆製品などが挙げられます。
葉酸
葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害の予防に効果的な栄養素です。妊娠前からの十分な摂取が大切です。妊娠前から妊娠3ヶ月頃まで、1日あたり400μgの葉酸を摂取することが推奨されています。
葉酸を多く含む食品としては、ほうれん草、ブロッコリー、レバー、納豆、卵などが挙げられます。
切迫早産でしてはいけない体勢も大切ですが、栄養バランスのいい食事も必要です。
ストレスを溜めない
切迫早産の原因は、まだ完全には解明されていませんが、ストレスが関与していると考えられています。
ストレスは、交感神経を活性化させます。交感神経が活性化すると、血管収縮が起こり、血流が悪くなることで子宮収縮が起こり切迫早産につながります。また、血流が悪くなると赤ちゃんへ酸素が十分に送れず、低酸素の状態になってしまいます。
切迫早産の妊婦さんは、以下のことによりストレスを感じやすくなります。
・入院による身体的・精神的負担
・赤ちゃんの健康への不安
・仕事や家庭の責任
切迫早産の妊婦さんがストレスを軽減するためには、以下のことに注意しましょう。
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事を摂る
・リラックスできる時間をつくる
・信頼できる人に相談する
また、以下のような方法も効果的です。
・深呼吸やヨガなどのリラックス法を実践する
・音楽やアロマテラピーなどの癒し効果のあるものを取り入れる
・趣味や好きなことに没頭する
切迫早産の妊婦さんは、医師や助産師に相談しながら、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

私もネットで見つけた、さまざまなリラックス法を試してみました。
深呼吸
深呼吸は、リラックス効果が期待できる簡単な方法です。ゆっくりと鼻から息を吸い、口から息を吐き出します。
ヨガ
ヨガは、身体と心を調和させる効果が期待できます。妊婦向けのヨガ教室やDVDなどを活用しましょう。
音楽
好きな音楽を聴くことで、心を落ち着かせることができます。クラシックやヒーリングミュージックなどがおすすめです。
アロマテラピー
ラベンダーやカモミールなどのアロマオイルは、リラックス効果が期待できます。
趣味や好きなことに没頭する
好きなことに没頭することで、心をリフレッシュすることができます。読書や音楽鑑賞、映画鑑賞、趣味の活動など、自分に合った方法を見つけましょう。
切迫早産の妊婦さんは、ストレスを溜め込まず、適切に解消することが大切です。
締め付けの強い服はNG
切迫早産の妊婦さんは、体を締め付ける服装は避けることが大切です。
体を締め付ける服装は、血行を悪くさせ、子宮収縮を促進する可能性があります。また、お腹の張りを悪化させる原因にもなります。
具体的には、以下のようなものに注意しましょう。
・ウエストやお腹周りを締め付ける服装
・ハイヒールや足首を締め付ける靴
・重いバッグを肩にかける

ヒールの高い靴は、自然と切迫早産でしてはいけない体勢につながりやすいです。
また、妊娠中は、体型の変化に伴い、今まで着ていた服が合わなくなることもあります。定期的に体型に合った服を買い足すことも大切です。
具体的な服装としては、以下のようなものが挙げられます。
・ゆったりとしたワンピースやチュニック
・ウエストゴムのパンツやスカート
・スニーカーやフラットシューズ
・ショルダーバッグやリュックサック
切迫早産の妊婦さんは、医師や助産師に相談しながら、自分に合った服装を見つけましょう。
冷え対策をする
切迫早産の原因は、まだ完全には解明されていませんが、冷えも関与していると考えられています。
冷えは、血行を悪くさせ、子宮収縮を促進する可能性があります。また、胎盤の機能低下や免疫力の低下にもつながり、早産のリスクを高めると考えられています。
切迫早産の妊婦さんは、以下のようなことに注意して、冷え対策を心がけましょう。
・体を温める食べ物を積極的に摂る
・湯船にゆっくりと浸かる
・腹巻や足首ウォーマーを着用する
具体的な食べ物としては、以下のようなものが挙げられます。
・生姜
・にんにく
・ねぎ
・しょうが湯
入浴法は、ぬるめのお湯に30分程度ゆっくりと浸かったり、アロマオイルやハーブを入れたりすると、リラックス効果も期待できます。
具体的な冷え対策グッズとしては、以下のようなものが挙げられます。
・腹巻
・足首ウォーマー
・カイロ
・湯たんぽ
切迫早産の妊婦さんは、医師や助産師に相談しながら、自分に合った冷え対策を見つけましょう。
また、冷え対策をする際は、熱すぎると、かえって体調を崩す可能性があるので要注意!汗をかいたら、すぐに着替えてくださいね。

冷え対策グッズは、長時間使用しすぎると、逆に血行が悪くなる可能性があるので注意!
切迫早産の妊婦さんは、無理のない範囲で、適切な冷え対策を心がけましょう。
妊婦体操は控える
切迫早産の妊婦さんが妊婦体操を行うかどうかは、医師の判断によって異なります。
一般に、切迫早産の妊婦さんは、子宮収縮を抑えるため、安静に過ごすことが推奨されています。そのため、妊婦体操を行うことで、子宮収縮が起こり、早産のリスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。

ただし、切迫早産の程度が軽く、子宮収縮が安定している場合は、妊婦体操をすると次のメリットが期待できますよ。
・筋力や体力の維持で、安静に過ごす際の体調の維持に役立つ
・血行促進で、子宮収縮を抑える効果が期待
・骨盤底筋を鍛えることで、産後の尿漏れや便秘予防に役立つ
切迫早産の妊婦さんが妊婦体操を行う場合は、以下のことに注意しましょう。
・医師の許可を得てから
・無理のない範囲で行う
・お腹が張ったり出血したりしたときは即中止

軽い運動が許された切迫早産の妊婦さんは、次のような妊婦体操がおすすめです。
・骨盤底筋を鍛える体操
・ゆっくりとしたウォーキング
・ストレッチ
切迫早産の妊婦さんは、医師や助産師に相談しながら、自分に合った妊婦体操を見つけましょう。
具体的な妊婦体操としては、以下のようなものが挙げられます。
骨盤底筋を鍛える体操
・腟から息を吸い込み、腟を締める
・5秒間締めたままで、息を吐き出す
・これを10回繰り返す
ゆっくりとしたウォーキング
・1日30分程度、ゆっくりとしたペースで歩く
・お腹に力を入れすぎないように注意する
ストレッチ
足や腕、背中などの筋肉を伸ばす
無理のない範囲で行う
切迫早産の妊婦さんは、切迫早産でしてはいけない体勢を基本に、無理のない範囲で正しい妊婦体操を心がけましょう。
感染症対策を徹底する
切迫早産の原因の1つに、感染症が挙げられます。
感染症が子宮内に入り込むと、子宮内膜や羊膜に炎症を起こし、子宮収縮を促進する可能性があります。また、胎児の感染や発育不全にもつながる可能性があります。

どんなに切迫早産でしてはいけない体勢を避けても、感染症にかかると母体にさまざまな影響を受けてしまいます。
例えば、切迫早産の妊婦さんが感染症にかかると、次の症状が現れることがあります。
・発熱
・おりものの量や色の変化
・お腹の張り
・出血
切迫早産の妊婦さんが感染症にかかってしまった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
感染症の治療には、抗菌薬や抗ウイルス薬などの薬物療法が行われます。また、感染症の種類によっては、入院して治療を受ける必要がある場合もあります。
切迫早産の妊婦さんは、以下のことに注意して、感染症の予防に努めましょう。
・手洗いを徹底する
・不潔なものに触れるのを避ける
・風邪やインフルエンザにかかった人との接触を避ける
また、妊娠中は、免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすくなっていることを認識しておきましょう。
具体的には、以下のことに注意しましょう。
・人混みを避ける
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事を摂る
・ストレスを溜め込まないようにする
切迫早産の妊婦さんは、感染症の予防に努めることで、早産のリスクを減らすことができます。
定期検診は必ず行く
切迫早産の妊婦さんは、定期検診を必ず受けることが大切です。
定期検診では、子宮収縮の状態や胎児の状態をチェックすることができます。また、早産のリスクを評価し、必要に応じて治療を行うことができます。
切迫早産の妊婦さんが定期検診を必ず受けることで、以下のメリットが期待できます。
・子宮収縮の状態や胎児の状態を早期発見(早産のリスクの軽減)
・早産予防や早産時の胎児の健康を守る(早産リスクが高い人)
切迫早産の妊婦さんは、定期検診の予約は、早めにしておきましょう。

また、検診の際に体調の変化や気になる症状があれば、医師や助産師に相談するのも大切です。
切迫早産の定期検診では、以下の項目がチェックされます。
・体重
・血圧
・尿検査
・子宮の状態
・胎児の状態
また、必要に応じて、以下の検査が行われることもあります。
・子宮頸管の長さの測定
・羊水量の測定
・胎児の心拍数のモニタリング
切迫早産でしてはいけない体勢も大事ですが、妊婦健診はもっと大切なことなので、定期検診を必ず受けてくださいね。
トイレは我慢しない
切迫早産の妊婦さんは、トイレを我慢することは避けましょう。
トイレを我慢すると、膀胱が圧迫され、子宮収縮が起こりやすくなります。また、膀胱に細菌が溜まり、膀胱炎などの感染症を引き起こす可能性もあります。
切迫早産の妊婦さんがトイレを我慢した際には、以下の症状が現れることがあります。
・お腹の張り
・出血
・下痢
切迫早産の妊婦さんがトイレを我慢してしまった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
切迫早産の妊婦さんは、以下のことに注意して、トイレの回数を増やすようにしましょう。
・こまめに水分を摂る
・排尿のタイミングを逃さないようにする
・トイレに行く時間を確保する

また、トイレに行くときは、「長時間座りすぎない」「便秘を予防する」ことに注意してくださいね。
トイレを我慢することは、切迫早産でしてはいけない体勢と同じくらい大切です。
【FAQ】切迫早産でしてはいけない体勢の困りごと

切迫早産でしてはいけない体勢について、気になる疑問を医師に聞いたことをまとめました。
切迫早産でしてはいけない体勢は安静度で変わる?

切迫早産になると、やってはいけない体勢が多いと感じませんか?

実際は、安静度によって、切迫早産のやってはいけない体勢のOKやNGが変わります。
医師から聞いた情報をもとに、安静度のレベル別に、どこまで行動できるのかまとめました。
安静度★ | 安静度★★ (絶対安静) | 安静度★★★ (入院) | |
安静度 | ・仕事は短時間のみ ・できるだけ休職 ・外出は控える | ・休職必須 ・外出NG ・自宅待機 | ・入院必要 ・立ち歩き禁止 (ベット以外NG) |
家事 | 控える | 控える | 禁止 |
運転 | 控える | 禁止 | 禁止 |
自転車 | 控える | 禁止 | 禁止 |
入浴 | 毎日OK | 週3~4回 | 週1回 |
湯船 | OK | NG | NG |
私は、切迫早産で自宅安静から入院生活まで経験しました。

初めは体に負担がかからない体勢であれば、軽い家事や上の子の育児がOKでした。
それが妊婦健診のたびに
・入浴は2~3日おき、買い物は控えてください
・湯船は浸からないでください
といわれ、最終的に『今すぐ入院してください。』とのこと!
切迫早産でしてはいけない体勢は、どうやら安静度によって違うみたいです。
しっかり安静にしていても、体には負担がかかります。

一日中、寝る体勢で過ごしても入院宣告を受けました。
ただ入院中、切迫早産でしてはいけない体勢を守ると、子宮頸管長やNSTは落ち着いてるように感じました。
切迫早産の安静の寝方は?寝る体勢のポイントが知りたい

切迫早産で安静な寝方は「自分が楽なスタイル」が基本的な体勢です。
仰向けや横向き、うつ伏せ寝以外はさまざまな寝方の体勢を試しましたが、しっくり来る寝方にたどり着けませんでした。

助産師に相談したところ「シムスの体位はどう?」と提案されました。
シムス体位とは、アメリカのドクター・シムス考案の妊婦が無理なくリラックスできる寝方(姿勢)です。
やり方はとても簡単!

1.体の左側を下にして横を向く
2.体を少しうつ伏せ気味にする
3.左足と左手を後ろ側に少し曲げる
4.右足と左手を前側に少し曲げる
頭と両脚の間に枕やクッションを挟むと、よりリラックスした寝方で過ごせます。

私も実際にやっていた寝方で、とてもリラックスできましたよ。
寝方は仰向けより横向き体勢の方が楽ですが、1日中同じ寝方だとさすがにツライ!
そんな時は、仰向けの体勢もやってみました。
1日中横になっていると血の巡りが悪くなり、片方の体だけしびれや痛みが起こりやすいです。
何度か体の向きを変えて、血の巡りをよくしてくださいね。
切迫早産で安静の寝方が定まらない人は、ぜひシムスの体位を実践してみてくださいね。
子宮頸管が短いときの座り方は?

子宮頸管が短いときは、どんな座り方でもお腹に負担がかかりやすいです。
切迫早産でしてはいけない体勢のひとつに「座ること」も含まれているので、ご飯やトイレ以外は寝て過ごした方がいいです。

私も「短時間なら」と思い座ったところ、お腹に張りを感じました。
次の検診で、子宮頸管が短いといわれたので、座り方を工夫しても切迫早産のときはダメみたいですね。
切迫早産の間は、基本的に「トイレとご飯以外は寝る」ようにしてくださいね。
切迫早産でしてはいけない体勢にしなかったらどうなる?

切迫早産で安静にできないと「流産の確率が高まるので気をつけてください」と医師からいわれました。妊娠して間もないのにこの先が不安でいっぱいです。
医師に「とにかく安静に!」や「切迫早産なので絶対安静にしてください」といわれたら、その言葉を守り家事や仕事・してはいけない体勢は一切しないことです。
切迫早産は入院が必要なケースも!
切迫早産で入院になると、自宅に帰れるのは数ヶ月先というケースは珍しくありません。私が切迫早産で入院中した時、隣の人が妊娠3ヶ月で切迫流産でした。

途中で大きな病院へ転院になり、最後は不安で大泣きする姿に見ていられませんでした。
切迫早産は安静な寝方をしていても、赤ちゃん側の問題でどうにもできないケースもあるそうです。
とはいえ、安静にすることで母体は落ち着く場合が多いので、くれぐれも行動に気をつけるようにと医師からいわれました。
切迫早産でしてはいけない体勢の期限

切迫早産の安静期間の寝方、私の場合は毎回「安定期に入るまで」でした。
母子の状態は個人差があるので、切迫早産の安静解除は早い段階で医師が告げる場合もあります。

切迫早産の安静レベルは母子の状態で行動範囲が違います。
たとえば、
安静なら「普段より動かないようにしてください」
絶対安静なら「トイレ以外、立ち歩かないでください」
などです。
私が切迫早産と診断されたときの行動をまとめてみました。
症状 | 安静レベル |
---|---|
出血なし | 必要以上に動かない |
出血あり | トイレ以外は立ち歩かない |
腹痛なし | 必要以上に動かない |
腹痛あり | トイレ以外は立ち歩かない |
私の行動がすべて正しいとは言い切れないため、あくまで参考程度にしてください。
出血といっても、おりものに茶色い血が混ざっている状態と生理のような鮮血があります。
どちらも血であるのは間違いないのですが、出血しているのに病院を受診すると

大丈夫ですね、様子をみましょう。
といわれる時があります。

正直、医師の言葉を聞いて「え?出血しているのに大丈夫?」と不安でした。
不安に感じますが、受診した時に医師から次のように教えてもらいました。
・鮮血は進行形の出血
・茶オリは古い出血
どちらも私は体験しましたが、血の色で流産が進行すると判断できません。
なぜなら私は、茶オリだしと油断して普段どおりの生活をしたところ、流産した経験があるからです。

今でも「あのとき、休んでいれば結果は違ったのかな」と後悔しています。
今までの経験から、切迫早産で安静の寝方で過ごすことは、とても大切なことだと実感しました。
まとめ

切迫早産と診断され安静の指示がでたら、してはいけない体勢・寝方や座る姿勢、家事などに気をつけてくださいね。
無理して動くとより安静に過ごしてもらうようにと、入院する確率が高まります。入院すると家族になかなか会えず、自宅よりやることがないので結構なストレスです。
食事や掃除など頼れる家族がいないときは、一時的な出費はありますがサービス利用が便利ですよ。
たとえば、ゴミ出しやお風呂、トイレ掃除など衛生面にかかわること。