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切迫流産で入院!いつまで?治療方法や医療費を抑えるコツを紹介

妊婦検診で「切迫流産ですね。入院しましょう。」と突然言われた言葉にビックリしたママも多いのではないでしょうか?

検診前まで出血もないし、少しお腹が張るな~程度だっただけ。
それなのに入院なんて・・・。

そもそも入院してどんな治療していつ退院なのか?
○日まで入院です。と言われる事もありますが、それはあくまで予想です。
お腹の赤ちゃんの状況次第で、入院期間は長引くことも。

そして気になるのが入院費用ですよね。
切迫流産の入院について、気になる疑問をまとめて紹介しますね。

切迫流産で出血が止まらないと入院になる?

切迫流産といえば出血と思われますが、出血なし・ありと症状はひとそれぞれなのです。
危険なのが出血ありの症状なのですが、出血量や色によっても状況はまた違ってきます。

入院が必要というのは、出血が止まらず大量に続いていること。
そしてお腹の赤ちゃんは元気に心臓が動いている時です。

この状況、無理をすればとても危険ですし、お腹が張っているならなおさら注意が必要です。
経過観察のため、出血が止まらないこの状況の時は、緊急入院と診断されることもあります。

切迫流産の入院でどんな治療が行われるのか?

切迫早産の入院は、特に何をするわけでもありません。
お腹の張りを抑えるウテメリンの点滴が24時間行い、出血がある場合は止血剤を服用します。

そして24時間ずっとベッドの上で過ごします。

部屋の中を歩くのはもちろん、普段もベッドから体を起こすことは出来ません。
寝たきり状態で一日を過ごし、お風呂は1週間に一度というちょっと過酷な入院生活となってしまいます。

ですが、これもお腹の赤ちゃんのためと思えば入院中の治療も楽になりませんか?

切迫流産で手術はする?しない?

切迫流産で手術はありません。

そのまま切迫流産が進行してしまい、今回の妊娠が残念な結果になってしまったら流産手術となります。
どんなに入院して安静にしていても、ダメな時はダメになってしまうんです。

これはママ側の問題ではなく、赤ちゃんの問題が多いです。
薬などで妊娠継続をどうにかして行ってほしくても、出来ることって限度があるんです。

入院しても点滴も薬も処方されず、ただただベッドの上で経過観察する事もあります。
それでも流産してしまうママも居ますが、染色体異常が原因となるため継続して妊娠できたとしても、もしかすれば出産して生まれてきた赤ちゃんが健康であるとは限りません。

流産が起こったらそうは手術が行われます。
手術自体は数分で終わるのですが、全身麻酔などを行うため日帰り入院もしくは一泊入院となります。

切迫流産の入院期間はどれくらい?

切迫流産で入院と診断されると、およその入院期間も伝えられます。
もし医師が話さなかった時は、こちらから「だいたい何日の入院期間ですか?」と質問しましょう。

およその入院期間となるため、必ずその日数で退院できるとは限りません。

出血があるなら止まるまで、お腹の張りがあるなら張りが治まるまでとなりますが、ピタッとそれぞれの症状が終わっても経過観察のため数日間の入院となるのです。

切迫流産の場合、初めは7日間の入院と設定されることが多く、入院してから2.3日で症状が落ち着いたら残り3~4日は経過観察のため入院。
そして無事7日間で退院というスケジュールになります。

しかし、そんな上手いスケジュールにはなりません。
自宅で安静にしているのと違い、入院中は食事の用意や掃除など一切せずに過ごせるので、回復も早く終わります。
ですが妊娠中ってお腹の赤ちゃんが関係しているので、どうなるかわからないんです。

どんなに安静にしていても、お腹が張ったり出血が続くこともあります。
そして部屋の中を歩いてもOKと、症状が緩和されたら許可されるのですが、少し歩いたことによって出血が再開されてしまうこともあります。
そうなると退院日がまた数日長引いてしまいます。

退院日が近づいている目安が、「シャワーの許可」が降りてからです。
実は切迫流産で入院中は、基本ベッドの上で絶対安静なのでシャワーを浴びることが出来ません。
汗をかいても体が痒くてもです。

シャワーの許可が降りるということは、ある程度の症状が良くなっている証拠です。
様子を見て医師に退院日がどれくらいなのか聞いてみると、安心感がありますね。

切迫流産の入院費用はどれくらい?健康保険は使える?

切迫流産という病名があるので、健康保険が適用されます。
実際に必要な医療費の3割りが請求されます。

健康保険が使えるとはいえ、切迫流産は医薬品など治療費が安くはありません。
一日あたり、どれくらいの費用が必要になるのか平均をこれから紹介します。

●医療費

止血剤やお腹の張りを抑えるウテメリン点滴など、治療に必要な医薬品。そして治療費が必要となります。
治療費は3割り負担で約9,000円となります。

●ベッド差額代

個人病院の場合、個室は出産するママを優先的に使用となることが多く、切迫流産だと大部屋で入院が多いです。
大部屋は基本無料ですが、個室になるとベッド差額代が発生します。
完全個室(1人部屋)なら約1万円となります。

●食費代
入院中に出される食事、一食あたり○○円と入院のしおりに書いている事が多いですので確認しましょう。
一日あたりではなく、一食につきで表示されています。
1食あたり約300円~。一日あたり約900円ほどとなります。

●パジャマ代

もし入院する病院がパジャマのレンタルがある場合、一着あたり○円で利用できます。
自分で持ち込んでもOKならパジャマ代は不要ですが、切迫流産は医師から入浴許可が出るまで入れません。
寝たきり生活ですが空調の関係などで汗ばむことも多く、毎日家族が洗濯物を交換しに来てくれるなら大丈夫ですが、そうでなければレンタルで借りたほうが便利です。
一日約108円となります。

●切迫流産の一日あたりの入院費

一日あたり約1万円~となります。
入院する日数に×1万円とすれば、請求額がわかりやすいですね。
ベッド差額代などがプラスされると、一日あたりの入院費も高くなってしまいます。

また任意の医療保険に加入していれば、切迫流産でも一日○○円と計算されてあとから使えることがあります。
入院費用が高く感じますが、医療保険から補てんされる分を計算すると逆に支出がプラスになる事もあります。

詳しくは加入している医療保険で「切迫流産で入院した時の保険はどうなりますか?」と訪ねてみましょう。

切迫流産で入院費が高額!高額医療費で支払いを抑える

切迫流産の入院費用は、一日あたり約1万円。
単純計算だと7日間で7万円、10日間で10万円・・・と入院が長引けば長引くほど請求額が高くなります。

加入している健康保険で、高額医療制度の申込みをすると支払いを一定額に抑えることが出来るのはご存知ですか?

所得に応じて自己負担限度額は異なり、事前に申込みをしておくと窓口での支払が高額医療を適用した額での支払いになったり、後から申請すると多く払いすぎたお金が戻ってくることがあります。

申請期間は治療を受けた翌月1日から2年以内となります。
もしかすると、今までに切迫流産で入院した分も高額医療制度の対象になっているかもしれませんよ。

詳しい計算は加入している健康保険へ問い合わせをすると、いくら戻ってくるなど教えてくれます。
利用するには入院したという事がわかる請求書などが必要となります。

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