「まだお腹が出ていないけど、妊娠初期にやってはいけない体勢ってあるの?」
赤ちゃんが苦しむような体勢は、妊娠初期とはいえやってはいけません。
私は妊娠初期に癖でうつ伏せ寝をして、苦しいときがありました。
具体的にどんな体勢を妊娠初期にやってはいけないのか。私の実体験や担当医と相談したときの話を交えて、詳しくお伝えします。
【基本】妊娠初期にやってはいけない体勢
基本的に妊娠初期は、お腹が苦しくなる体勢は避けるのが望ましいです。
お腹の膨らみがほとんどない妊娠初期も、毎日のように少しずつ子宮が大きくなっているからです。
実際に私も妊娠初期にやってはいけない姿勢があるのを知らず、苦しい思いをしたことがあります。
とはいえ、「妊娠初期はこの体勢ならOK」という基準はありません。
次のような体勢は、妊娠初期にやってはいけない体勢・避けるべきです。
・重い荷物を持つ
・仰向けで寝る
・激しい運動をする
・長時間同じ姿勢を続ける
・バランスを崩すような動作をする
詳しい理由を確認していきましょう。
重い荷物を持つ
妊娠初期は、まだお腹が大きくなっていないので、重い荷物を持つことに抵抗ってあまりないですよね。
少しずつお腹が大きくなるにつれて、腰や背中に負担がかかるので要注意!
体重の1/10程度の荷物でも、長時間持ち続けるのは避けた方がいいです。
切迫流産や流産の経験が何度もあるので、妊娠初期から重い荷物を持たないようにしました。
つい重いものを持ってしまう買い物は、ネットスーパーを活用しました。
「重いものを持つ」も、妊娠初期にやってはいけない体勢のひとつです。
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仰向けで寝る
妊娠初期は、まだお腹が大きくなっていないので、仰向けで寝ても問題ないと思われがちです。
しかし、子宮が大きくなると、下大静脈と呼ばれる血管を圧迫し、血流が悪くなることがあります。
この状態を「仰臥位低血圧症候群」といって、頻脈や冷や汗、顔面蒼白などの症状を引き起こす可能性があります。
激しい運動をする
妊娠初期は、つわりや体調不良などで体力が落ちている時期です。
また、胎盤がまだ完全には完成していないため、激しい運動は赤ちゃんに負担がかかります。
ウォーキングや水泳などの軽い運動は問題ありませんが、ランニングやスポーツジムでのトレーニングなどは避けましょう。
長時間同じ姿勢を続ける
長時間同じ姿勢を続けると、血行が悪くなり、腰痛や肩こりの原因になります。
また、お腹に圧力が加わり、赤ちゃんに負担がかかる場合もあります。
こまめに姿勢を変えたり、体を動かしたりしましょう。
バランスを崩すような動作をする
バランスを崩すような動作は、転倒や流産の原因になる可能性があります。
階段の上り下りや、片足立ちなどの動作は注意しましょう。
また、妊娠初期は、体調が不安定な時期です。
体調の変化を感じたら、無理をせず、早めに医師に相談しましょう。
妊娠初期にやってはいけない体勢で気をつけたこと【体験談】
妊娠初期にやってはいけない体勢があるのを知らず、私はうつぶせ寝をしていました。
ある日、いつものようにうつ伏せで寝ていたところ、下腹部がとても苦しくなりました。
このできごとを、妊婦健診で相談したところ、
「お腹が出ていなくても苦しいと思う体勢は避けてください」
といわれました。
私の場合、うつ伏せのほかに「体育座り」や「あぐら」などの体勢もお腹が苦しかったです。
妊娠初期にやってはいけない体勢に決まりはないけど、お腹を圧迫すると赤ちゃんも苦しむと思うので、避けた方がいいです。
妊娠初期にやってはいけない体勢とお腹の様子
妊娠初期のお腹の赤ちゃん、どれくらいの身長かわかりますか?
妊娠初期にやってはいけない体勢をチェックする前に、お腹の様子を確認しておきましょう。
週数 | お腹の様子 |
妊娠3週 | ・受精卵が子宮に着床し、胎芽になる ・胎芽は、わずか1mm程度の大きさ ・目や鼻、耳などの器官はまだ形成されていない |
妊娠4週 | ・胎芽の体長は約5mm ・心臓や脳などの主要な器官が形成され始める |
妊娠5週 | ・胎芽の体長は約10mm ・手足の原型が形成 |
妊娠6週 | ・胎芽の体長は約15mm ・手足がさらに発達 ・目や耳の原型が形成される |
妊娠7週 | ・胎芽は胎児と呼び始める ・胎児の体長は約20mm ・心臓の鼓動が超音波検査で確認できる |
妊娠すると赤ちゃんの体温の調節や、胎児の動き・姿勢を守るために羊水という液体が、子宮の中に
羊水という液体で満たされます。
羊水の量は、妊娠初期から週数とともに少しずつ増えます。
週数 | 羊水の量 |
妊娠3週 | 約0.5mL |
妊娠4週 | 約10mL |
妊娠5週 | 約20mL |
妊娠6週 | 約30mL |
妊娠7週 | 約40mL |
お腹の赤ちゃんの大きさや羊水の量を見ると、とても小さく感じますよね。
妊娠初期のお腹のサイズは、個人差があります。
早い人だと妊娠5~6週目あたりから、少しずつお腹の膨らみを実感できます。
妊娠7週目になると、お腹が少しぽっこりし始めるので「妊娠している」と実感できました。
妊娠初期にやってはいけない体勢に、絶対NGなことはありません!
ですが、赤ちゃんはお腹の狭い空間で成長し続けているので、今まで通りの体勢は避けた方が良いでしょう。
妊娠初期にやってはいけない姿勢を担当医に質問してきた結果
うつぶせ寝をして苦しい思いをした時に、妊娠初期にやってはいけない姿勢はあるのか、医師に聞いてみました。
その時の内容をQ&A方式でお伝えします。
- Q妊娠初期の体勢の座り方で気をつけることは?
- A
床と椅子によって座り方に気をつけてください。
椅子に座るときは、次のことに意識しましょう。
・長時間同じ体勢にならない
・椅子に腰深く座る
・足は広げる妊娠初期で椅子に座るときは、足やお尻が疲れないような体勢がポイントです。
る椅子に浅く座ることは、一見、お腹に力が入らないように見えますが、お腹に多少の力がかかっている可能性が高いです。
床に座るときは、次のことに意識しましょう。
・お腹を圧迫しない体勢
・おすすめは「あぐら」妊娠初期に股関節が広がりホルモンの分泌量に左右するという情報をゲットして、妊娠初期に座り方をあぐらにしていました。
が、あぐらが苦手な私は、しばらくして立ち上がると、股関節や腰がバキバキと痛くなり大変な思いをしました。
担当医いわく、妊娠初期にやってはいけない体勢は、本人が苦しいと思わない座り方がベストといっていました。
正座や体育座りなど、さまざまな座り方をしても、お腹が苦しくなければ大丈夫だそうです。
- Q妊娠初期の体勢で寝るときはどうしたらいい?
- A
シムス位の体勢は、妊娠初期でも無理な体勢にならずリラックスできる寝方です。
シムス位とは、体の左側を下にして横向きの体勢になり、抱きまくらやクッションなどを足に挟んで寝るスタイルです。
お腹が大きくなったときにおすすめの寝方として知っていたのですが、妊娠初期からベストな寝方だとは知りませんでした。
妊娠初期にやってはいけない体勢で、仰向けは避けるべきとお伝えしましたが、私の実体験から、うつぶせ寝もお腹が苦しくなりやすいのでおすすめしません。
妊娠初期の体勢で寝るときは、シムス位はリラックスできますよ。
- Q妊娠初期にやってはいけない体勢は立ち方も関係する?
- A
立ち方も妊娠初期にやってはいけない体勢として気をつけるべきです。
例えば、次のような体勢は、お腹を圧迫するので避けた方が良いです。
・そり腰
・猫背などまだお腹が大きくない妊娠初期でも、体が安定するように背筋を伸ばして、足の裏を地面にしっかり付けるように立つようにしましょう。
- Q妊娠初期の体勢でしゃがむのはダメ?
- A
しゃがむと、お腹に圧力が加わり、赤ちゃんに負担がかかる可能性があります。
ほかにも、妊娠初期はつわりや体調不良などで、体力が落ちている時期です。
しゃがんだときにバランスを崩し、転倒する可能性もあるので、気をつけなくてはいけません。ただし、軽くしゃがむ程度であれば、問題ない可能性もあるので、しゃがむときは「必ず両手をついて体重を支える」ようにしましょう。