妊婦になって便秘による腹痛を経験!
あれこれ対策したら、次は下痢による腹痛が起こりました。
そこで今回は、妊婦が便秘や下痢で腹痛を起こすと危険なのか。妊娠中に経験した私の体験談をお伝えします。
※前置き不要「今すぐ対策だけ知りたい!」という人は、「妊婦の便秘【腹痛のときにやった対策】」をクリックするとすぐ確認できますよ!
実録|はじめて妊婦で便秘による腹痛・下痢になった日
妊婦になるまで、便秘や下痢による腹痛を経験したことがありませんでした。
思いっきりいきむことができない妊婦生活、私が便秘と下痢によって激しい腹痛に苦しんだ日を記録としてお伝えします。
妊娠初期から便秘で腹痛!冷や汗が止まらない
始めて便秘で腹痛を経験したのは、妊娠初期でした。
出たいのに出ない…。冷や汗が止まらず大変でした。
食生活も就寝時間も、ほとんど妊婦になる前と変わらないリズム。
毎日トイレでスッキリしていたのに、気づけば2日、3日と便秘が続きました。
妊婦の便秘、腹痛なのに出ないこと1週間以上
妊婦の便秘、腹痛も感じ始めて「そろそろ出る?」と思いトイレに駆け込むも…出ない。
便秘になって1週間以上たっても出ず、腹痛を感じているのにお腹の下が、モヤモヤとした違和感。
一層のこと、市販薬の下剤や浣腸をするか、思いっきりお腹に力を入れていきみたいと何度も思いました。
妊婦の便秘が「腹痛→激痛」に!
思いっきりいきむことも下剤にも頼れない妊婦の便秘、腹痛から激痛に変わりました。
お腹が痛いのではなく、私の場合はお尻周りの激痛です。
例えるなら、お尻を細い棒で突っつかれているような状態。
座っていると、突然「ズーン!」と鈍痛がするんです。
きっと限界なんでしょうね…便秘中の腸内が。
そして下痢による腹痛!妊婦だから体が心配
どうやら、腹痛がおこる妊婦の便秘にも、我慢の限界があるようです。
最終的に下痢になりました。そして、「ズゥーン!ズゥーン!」とした腹痛です。
妊婦が便秘、さらに腹痛からの下痢。お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかと、とても心配でした。
今回、体験してわかったことが、妊婦が便秘になると「腹痛→下痢」という順番でスッキリできることです。
便秘薬に頼らずスッキリできるので、健康的な感じがしますが、実際は腹痛という妊婦にとって不安要素があります。
別ページで詳しく書きましたが、妊婦で便秘で痔も経験しました。
便秘で腹痛と下痢!妊婦はどんな影響がある?
妊婦が便秘による下痢で、しかも腹痛になるのは赤ちゃんに影響がないのか医師に相談しました。
便秘や下痢はホルモンバランスや食生活などが関係しているので、今のところ、赤ちゃんに影響するようなことはありませんよ。
妊婦健診で便秘と下痢が起こったことを医師に伝えたところ、赤ちゃんの心拍も確認できているので心配はないと言われました。
医師から軽く妊婦が便秘や下痢になる原因を聞きましたが、母親学級などで教わったことを詳しくお伝えします。
ホルモンバランスの変化
妊娠中は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えます。
プロゲステロンは、子宮の収縮を抑える働きがありますが、同時に腸の運動も抑制する働きがあります。
そのため、便秘になりやすくなります。
子宮の圧迫
妊娠後期になると、子宮が大きくなり、胃や腸などの内臓を圧迫します。
その結果、便が腸で滞りやすくなり、便秘を引き起こしやすくなります。
食生活の変化
妊娠中は、つわりや食欲の変化などにより、食生活が乱れることがあります。
とくに、水分不足や食物繊維の不足は、便秘の原因となります。
感染症
妊娠中は、免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすくなります。食中毒や腸炎などの感染症になると、下痢や腹痛などの症状が現れます。
例えば、妊婦が刺し身などの生ものを食べると感染症にかかるリスクがあります。
妊娠中の下痢や腹痛は、赤ちゃんに影響を与えることはありませんが、症状が続くのは危険です。
脱水症状や栄養失調などのリスクが高まるので、早めに病院を受診したり便秘や下痢を引き起こさないために対処することが大切です。
妊婦の便秘【腹痛のときにやった対策】
実際にやった対策で、妊婦の便秘で腹痛が解消するまでの期間が短い順に紹介します。
レーズンinヨーグルトを食べ続ける
妊婦になり便秘で腹痛に苦しんだとき、医師に相談すると「食物繊維の多い食事を心がけてください」といわれました。
例えば、ごぼうやさつまいも、バナナやりんご、ナッツ類などです。
ネットでも便秘にいい食材を調べて、食事に取り入れてみましたが効果はいまいちでした。
そこで、半日間、無糖ヨーグルトにレーズンを漬けたものを食べました。
劇的にお通じが良くなるわけではありませんが、食べないよりはスッキリする日まで短くなりました。
半日間、レーズンを無糖ヨーグルトに浸すことで、程よい甘みがあって美味しかったです。
医師に確認してOKだったので、私は腸内に善玉菌をもっと増やして便秘による腹痛対策をしたかったので、カイテキオリゴ も混ぜて食べました。完全に便秘が解消されるわけではありませんが、同じ出産時期の妊婦さんと話をしたところ、お通じが誰よりも良かったです。
水をたくさん飲む
ネット検索していると、便秘で腹痛が起こるようなときは、1日に水を1.5L~2L飲むと対策できることを知りました。
1日に約2Lの水分補給、現実的に無理でした。
普段、水をあまり飲まないので、さすがに1日1.5Lの水分補給はできません。
でも、水分を積極的に摂ることで、便が柔らかくなってスッキリできるようなので、1日500mlは飲むようにしました。
水のおかげか、カチカチではなく少し柔らかい便になった気がします。
お腹を温める
お腹が冷えると腸内環境が悪くなるという情報をキャッチしたので、腹巻きをして温めることにしました。
お腹を温めたところ、まずまずの効果が期待できました。
妊婦で便秘になったとき、腹痛が起こるのは決まってお腹が冷えていました。
私の場合、手のひらをお腹に当てて温めるだけでも、腹痛は少し和らぎます。温めることって大切なんだと知りました。
医師から便秘薬を処方してもらう
二人目と三人目を妊娠中、切迫早産になり便秘対策のマッサージや体操ができなくなりました。
一日中寝たきりだったので運動をしなかった結果、便秘で腹痛へ。
妊婦だからいきむことができず、10日以上スッキリしなかったため、医師に便秘薬を処方してもらいました。
スッキリ度合いとしては、飲まないよりは飲んだ方がいいです。
妊婦でも飲める便秘薬なので、市販の下剤よりは効果はゆっくりめ。私は1回目の便秘薬がダメだったので、別の薬を処方してもらいました。
2回目の方がスッキリできたので、便秘の腹痛で苦しい妊婦さんは、医師に相談することをおすすめします。
妊婦の下痢【腹痛のときにやった対策】
実際にやった対策で、妊婦の下痢で腹痛が解消するまでの期間が短い順に紹介します。
体全身を温める
妊婦で下痢、しかも腹痛が起きたとき、冷や汗と寒気が止まりませんでした。
どうしていいのかわからず、夏だというのに体を毛布で覆い、足はくるぶしが隠れる靴下を着用。
お腹も温めてしばらくすると、下痢による腹痛が止まりました。
私が妊婦で下痢をおこしたのは、便秘によるものです。
原因がわからない状態で、妊婦が下痢で腹痛が起きているときは、自己判断は禁物です。
必ず医師に相談して、対処方法を診察してもらってくださいね。
刺激の強い食事をしない
妊婦に限らず、便秘による下痢、しかも腹痛を起こすようなときは、刺激の強い食事は避けた方がいいといわれました。
・香辛料
・脂質
・食物繊維など
スパイス料理は刺激が強いのはわかりますが、脂質の多い料理も腹痛が起こるような下痢のとき、避けた方がいいのは始めて知りました。
妊婦で下痢を起こしたとき、刺激の強い食事はしないように気をつけました。
水分を取る
「下痢なのに水分?」と思いましたが、医師から
水分補給して、脱水症状に気をつけてください。
といわれました。
水分補給は、腹痛が起こるような妊婦の便秘だけではなく、下痢のときも同じようです。
下痢をすることで、体の水分が出てしまうので、水分補給は大切です。
ただし、キンキンに冷えた水は体を冷やすので、常温か白湯を飲んだ方がいいと看護師さんがアドバイスしてくれました。
消化の良い食事にする
妊婦で便秘になり、腹痛によって下痢を引き起こしたとき、できるだけ消化の良い食事を心がけました。
・うどん
・おかゆ
・バナナ
・りんご
・ヨーグルトなど
腸内環境が元通りに落ち着くまで、普段の食事を避けたおかげか、早い段階で腹痛が落ち着いたようです。