切迫早産で入院中、私はベッドの上で毎日のように退院したいと思っていました。
あ~、早く退院したい!
切迫早産で入院すると、ほとんどの人は正期産(妊娠37週0日以降)までは退院できません。
入院中はトイレと5分以内のシャワーのみOKの指示。なのにわずか9日間で退院できました。
本当なら2~3ヶ月入院が必要だったのに、なぜ私は早く退院できたのか、当時の体験談をお伝えします。
みんな同じ気持ち!切迫早産の入院はストレスだらけでメンタル崩壊退院したい
入院した直後は、
仕事からの開放
食事の準備なし
掃除もなにもしなくていい~♪
とっても快適な生活に、久しぶりに心から満足できる一日。しかし、この生活が2日、3日・・・と続くと話は別です。
なぜか、この至れり尽くせりな生活を「苦痛」と感じてしまうんですよね。
たぶん、切迫早産で入院している人はみんな、同じ気持ちだと思います。
せんべいをバリバリ食べいたい、電話して夫や子どもたちと話したいって思ってもできません。
個人部屋ならまだしも、切迫早産の入院はお金を出さない限り大部屋です。
この生活、正直のところストレスでしかないんですよね。
ストレスは体への負担が大きい!
そんな話を聞いたので、リラックスできるように入院中は動画配信サービスを利用したり、ネット通販で赤ちゃんグッズを見たりしました。
切迫早産の退院の目安は36週目
切迫早産の退院の目安は妊娠36週目です。
病院によっては妊娠34週目でも退院OKを出すところがあるみたいですが、私が出産したところは36週目で退院でした。
妊娠34週目で切迫早産なのに退院できるの人の理由は、肺機能ができあがり、赤ちゃんが自力で呼吸できるようになるからです。本来は正期産である37週目に産むのがベスト。
切迫早産により入院する理由は、
子宮頸管が短い
お腹が頻繁に張る
とにかく「危険な状態である」と診断されているからです。
突然の入院宣告は、驚きと不安でいっぱいですよね。
妊娠週数が浅いうちに入院すると、退院というゴール(妊娠36週目)まで長いですが、切迫早産でも退院できます。
妊娠35週未満で出産は危険
35週頃になると肺機能は完成しているので、呼吸系などの心配はほぼありません。
ですが35週目からは赤ちゃんの脳神経が発達するといわれており、この時期に出産するのは危険と隣り合わせなのです。
お腹の中の赤ちゃんは正期産に向けて少しずつ成長しています。
万が一、医療設備の整っていない自宅で出産してしまったら・・・、後悔しか残らないので気持ちを切り替えて過ごしてください。(と言っても、退屈ですよね・・・。)
切迫早産で早く退院できる人は点滴が内服薬に切り替わて外すのが合図
私の経験状、切迫早産で早く退院できる人の目安は「点滴→内服薬」へ切り替わったときです。残念ながら全員が同じとは断言できません。
でも同じ部屋で過ごした切迫早産のママたちも、この切替によって退院していきました。
切迫早産による入院は、基本的に24時間点滴をして過ごします。トイレに行くとき、ご飯を食べるときなど常に点滴を吊るすガラガラとお友達。
突然「内服薬」へ切り替わる
点滴を一日中しているのは、それだけ危険度が高い証拠だよ。
子宮頸管の長さやお腹の張り(ノンストレステスト)で状態が良ければ、点滴から内服薬へ切り替わります。しかも、予告なしに突然。
内服薬に切り替わると、近い内に退院のお話があります。私の周辺ではそうでした。
でも、なぜか私は点滴を外してから3日が経過しても、退院の話がなかったんです。
切迫早産でどうしても退院したい!わがままを言った結果
本来は切迫早産で3ヶ月間の入院宣告をされましたが、トータル9日間で退院できました。
切迫早産だけどどうしても退院したい!!
一日何度も検診してくれる看護師さんに訴えたことが効いたのかなと思います。
点滴が外れたのに医師からは退院の話なし。子宮頸管の長さもそこまで短くないしお腹の張りもない。
それなのになぜ退院できないのか、疑問ばかり頭に浮かびました。
いろんな看護師からも
退院の話はない?
と聞かれ、そろそろだと思っていたのにいつもどおりの毎日。
話しやすい看護師に退院について詳しく聞いてみたところ、
明日、先生に聞いてみてあげるよ!
とのこと。
赤ちゃんのことを考えると家に帰るのは不安でしたが、上の子たちや家の中が心配でたまりません。
翌日無事に退院の宣言を受けました
看護師つてに先生へ伝えてもらったおかげで、正式に退院日が決定しました。
3ヶ月近い入院だったのに、思った以上に早い退院。久しぶりの外はとても気持ちよく、一時的でも入院したから症状が落ち着いたんだと思います。
結果的に退院を早めてもらうことになりましたが、入院して良かったです。
切迫早産で退院の後すぐ出産もある!
多くの人は切迫早産で入院すると、妊娠36週目まで病院で過ごします。出産しても大丈夫な時期に退院し、翌日に出産してしまうケースは珍しくないみたいです。
実際に私も看護師から
明日また入院にならないようにね~
と見送られて退院しました(笑)
切迫早産で早く退院できる人でも退院後も安静にする事
退院してからもまた入院にならないようにネットス―パーなど利用して過ごしました。
退院しても安静にできない場合は退院しないほうが良いと思います。
切迫早産で入院したのに逆になかなか生まれない
3人目を切迫早産で入院したのに、正期産になってもなかなか生まれませんでした。陣痛がなかなか来なかったので、誘発剤を使って出産。
あれほど出産しないようにと頑張って入院生活。なんだかおかしな話ですよね。
私のように、39週目になっても出産の兆候がなかったり、誘発剤を使って出産ってこともよくあるそうです。
切迫早産どうしても退院したいなら退院後に家族のサポートが必要
切迫早産での治療後、退院を希望する場合、家族のサポートが非常に重要になります。退院後も、引き続き安静にする必要があるため、家族の理解と協力が必要です。
退院後の家族サポートの重要性
- 継続的なケア: 妊娠中から産後までの継続的なプライマリーケアが重要であり、切迫早産のリスクがある妊婦が不安を共有できる環境作りが必要です。退院後の外来ケアも重要です。
- 自宅での安静指示の遵守: 切迫早産や流産の危険が診断された場合、妊娠週数、症状、原因に基づいて治療と安静の指示が与えられます。症状に応じて、医師のアドバイスに従って自宅での休息が重要です。
- 家族からのサポート体験: 早期退院を経験したが、上の子の心配があり、母や家族からのサポートを受けた。振り返ると、特定の状況下での経験は挑戦的だったとの声もあります。
切迫早産での長期安静の経験と看護ケア
- 長期安静の必要性: 切迫早産で長期安静が必要な妊婦の思いやニーズを調査し、彼女たちの経験と求める看護ケアを理解することが目的です。
退院後も、家族のサポートは切迫早産の回復過程において非常に重要です。家族は、安静の維持、日常生活のサポート、精神的な支えを提供することが求められます。
切迫早産どうしても退院したいけど家族が協力できないなら家事代行サービス
切迫早産で自宅安静が必要な場合、家族の協力が得られないときは家事代行サービスの利用が一つの解決策になります。
家事代行サービスの選択肢
- マタニティママ応援プラン: DDuet会員サイトでは、出産前後の家事をサポートするマタニティママ応援プランを提供しています。料金は地域によって異なります。
- 個人の体験談: ある家庭では、妻が切迫早産で自宅安静中に家事代行サービスを利用しました。サービス内容はLDKの掃除および料理で、毎週2時間半のサービスを受け、その効果に感動したとのことです。
家事代行サービスのメリット
- 安静の維持: 自宅での安静が必要な場合、家事代行サービスを利用することで、安静を保ちながら家事の負担を軽減できます。
- 精神的な安心感: 家事を心配することなく、回復に集中できる環境が整います。
切迫早産で家族のサポートが難しい場合でも、家事代行サービスを利用することで、安静を保ちつつ家事の負担を軽減することが可能です。自分の状況に合ったサービスを選ぶことが大切です。
まとめ
切迫早産による入院生活は長くなるケースが多いです。個人差がありますが、体調が良ければ早く退院できる可能性もあります。
切迫早産でどうしても退院したい場合はストレスを貯めないように過ごして早く退院できるようにする。
退院しても安静にできる準備を整える事が大事です。
切迫早産の退院目安は36週とゴールがあるので、今思えばゆっくりと待つのも大切だとわかりました。
・周囲の音にビックリ
・静かすぎてトイレに何度も行きづらい
・家族の面会を迷惑に感じる