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切迫流産とは?とても危険な状態なの?今できる予防法は?

妊娠して喜んだのも束の間、出血や腹痛、お腹の張りなど妊娠初期はトラブルが起こりやすいんです。
流産といわれるとドキッとしてしまいますが、切迫流産は流産の一歩手前の症状です。
ですが、この時期に無理をすると進行流産となってしまうため無理は禁物です。

安静にする期間や仕事をどうすればいいのか、今出来る予防策などを紹介します。

切迫流産の症状や処置方法は?

切迫流産と診断される前に、兆候で分かることがあります。
どんな症状が起これば危険なのかを知っておくことで、危険な状態を作らずに済み回避出来ます。

●症状

子宮内の赤ちゃんが大きくなるとお腹への負担も大きくなり、時折お腹の張りを感じることがあります。

ちょっと無理した時、排便時に力んだ時などふとした瞬間にピリリッとお腹の張りを感じることがあるんです。
ですが数分もすれば治まる事が多く、一時的なお腹の張りはあまり気にしなくても大丈夫です。

切迫早産の場合、一時的なお腹の張りだと思って横になって休んでいても続いています。
また下腹部が少しチクチクと痛みを感じるなどの場合もあるので、病院へ連絡して症状を説明しましょう。

37週未満で出血はあまり良くない事が多く、無理をしてしまうと早産となってしまうことがあります。
出血がある時は特に注意しましょう。

●処置

切迫流産でお腹の張りだけが続いているようなら、しばらく自宅安静の指示が出ます。
仕事も家事も一切行わず、赤ちゃんが無事にお腹の中で成長してくれるのを待つしかありません。

出血が起こる事が多いのですが、症状によっては入院が必要となることもあります。
入院は最低で1週間から様子を見ます。
どうしても自宅にいると安静にして下さいといわれても、その通りに出来ません。
緊急度の高い症状の場合、入院する事になるのである程度の準備はしておきましょう。

入院するとトイレ以外、立ち歩くことは禁止です。
トイレも最小限といわれ、かなり生活に制限がかかってしまいます。
自宅とは違ってリラックス出来ないことが多いのですが、症状が和らぐと自宅安静に切り替えてもらうことも出来ます。

切迫流産になったら仕事は休まなくてはいけない?

今、仕事へ行って無理をすると流産となってしまうことがあります。
仕事へ行くために歩く、車に乗る、小走りするなど、ちょっとした行動も切迫流産には負担が掛かります。

切迫流産の原因は赤ちゃん側の問題が多いのですが、この時期に仕事で無理したことがいけなかったのかも…と自分を責めてしまうママも多いんです。

仕事へ出るということは何でも出来ると周囲からも思われてしまうため、切迫流産気味で出来ませんなんて言ってられないので落ち着くまで仕事はお休みしましょう。

ずっと使っていなかった有給休暇を利用したり、連続して3日以上を切迫流産で休まなくては行けない場合、傷病手当が使える事もあります。
休んでいる間の給料をサポートする制度は、会社の事務の方が詳しいので一度相談してみてはいかがでしょうか。

切迫流産の安静期間はいつまで?

切迫流産の安静期間は、その症状によって個人差があります。
お腹の張りが続く時は、1週間程度は仕事も家事も控えるようにと説明されることが多いです。

ですが出血をしている場合は、出血が止まったとしてもちょっと動くだけで出血が繰り返すこともあるので、1週間以上の安静を言われることが多いです。

妊娠中に出血は赤ちゃんが危険な状態になっている事が多いため、絶対安静が必要です。

切迫流産と診断されて今できる予防法はある?

何かをしたり食べたりしなければ切迫流産を起こさないという絶対的な予防はありません。
切迫流産の原因の多くが染色体異常のため、ママ側が予防する何かに気をつけるとしても原因を根本に解決することが難しいのです。

ただし切迫流産の原因は染色体異常だけではなく、寒さや重い荷物を持ち運んだり無理をすることで出血したりお腹の張りが起こってしまうことがあります。

妊娠したらとにかくお腹に負担が掛からないようにすることです。

お腹に力に入る行動は出来るだけ避け、気分が悪い時は横になって落ち着くまで休むこと。
冬だけじゃなく夏の暑い時期でも、露出度の高い服はエアコンの下などに居ると体が冷えてしまうので、妊娠中の冷え対策はしっかり行なっておきましょう。

切迫流産を超えて出産する事は出来る?

切迫流産は流産になる一歩手前です。
出血やお腹の張りが収まり、無事に赤ちゃんの心拍音が確認出来れば安心ですね。

切迫流産は100人中15人のママが起こる身近な問題です。
中には切迫流産が繰り返し何度も起こったけど、出産が無事に終えたママもたくさんいます。

流産という名前を聞くと、心身ともに不安になってしまいますが「大丈夫」と安心感を持って過ごすことも、ストレスでお腹に負担が掛からない予防法の一つですよ。

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